今年で5回目を迎えるこの写真展は、おおむね80才以上の方々を被写体とした写真をモノクロデジタルデータ化し、木之下晃(写真家・日本福祉大学客員教授)の講評会(写真のトリミングやコントラスト調整の指導)を経て、大判デジタルプリント(600mm×600mm)に出力した写真作品を、茅野市美術館で展示いたします。この企画は、人生がうつしだされるお年寄りの表情を大切に記録し、未来への遺産にしていくことを目的としています。
この写真展は、単発的な企画で終らせることなく、継続的に進めていく価値があるものと考えております。将来は、この企画を全国的な規模に、世界的な規模に展開していくことを考えております。また、NPO法人サポートC(茅野市美術館サポーター 美遊com.)が企画制作として携わり、市民との協働でつくりあげていく写真展でもあります。