タイトル等
山口蓬春と吉田五十八-日本画家と建築家のコラボレーション-
会場
山口蓬春記念館
会期
2010-08-12~2010-10-11
休催日
毎週月曜日(9月20日、10月11日を除く)、9月21日(金)9月23日(木)
開催時間
午前10時~午後5時(入館は、午後4時30分まで)
観覧料
一般 500円 高校生以下無料
主催者
山口蓬春記念館・公益財団法人 JR東海生涯学習財団
概要
当館は、日本画家・山口蓬春(1893-1971)が昭和23年(1948)から亡くなるまでの約23年間を過ごした邸宅であり、既存の木造2階建て家屋を自邸として購入後に画室をはじめとした増改築を建築家・吉田五十八(1894-1974)が手掛けている。
蓬春と五十八は、大正4年(1915)に東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学し、ともに他人より倍の在学期間を経て大正12年(1923)に卒業した。五十八は、蓬春の自宅や画室を設計するだけでなく、自らが設計した建造物の内部に蓬春の作品を用いるなど、二人の間には芸術を通じた強い結びつきがあった。そして蓬春の亡き後、その墓石の設計を行ったのも五十八であった。絵画と建築の違いはあるにせよ二人はまさに同時代を生きた芸術家であり、同士でもあった。その二人によって造られたといえるこの旧山口蓬春邸は、芸術家同士の一つのコラボレーションともいえる。
また、当館の開館に際しては、建築家・大江匡(1954-)が従来の木造建築を活かしつつ近代性を兼ね備えた美術館として改築を行った。それにより当館は、日本画家と2人の建築家の感性が世代を超えて融合した場所ともなった。
本展では、当館の邸宅としての空間に焦点をあて、非公開である「桔梗の間」と吉田五十八が増築した「茶の間」を特別一般公開するとともに、この地で生み出された作品をその空間とともに展観することで「創造の場」としての旧山口蓬春邸の意義とその魅力に迫る。
ホームページ
http://www.jrtf.or.jp/hoshun/
展覧会問合せ先
山口蓬春記念館Tel.046-875-6094
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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