タイトル等
イタリア静物画展
シルヴァーノ・ローディ・コレクション 16世紀から現代まで
会場
足利市立美術館
会期
2001-11-03~2001-12-09
休催日
月曜日(祝日・振替休日を除く)、祝日・振替休日の翌日(土日を除く)
観覧料
一般600(480)円、高校・大学生400(320)円 中学生以下無料 *( )内は団体料金(20名以上)
主催者
足利市立美術館(足利市教育委員会)、(財)足利市体育文化振興会
概要
かつて歴史画や宗教画、肖像画などの一部であった「静物画」。イタリアではルネサンス後、16世紀後半になって独立したジャンルとして誕生しました。はじめはその中に宗教的な暗喩や象徴性が含まれていましたが、画家たちは次第に対象物の純粋な色やフォルムと向き合い、描くことの楽しみを追求してゆきました。20世紀になると、時代の変遷とともに芸術が多様化するなか、伝統を意識しつつ近代化という洗礼を受け、独自の道を探究していった画家たちにとって、花や果実といった身近なモティーフは新たな発想や豊かな表現力を試みる恰好のテーマとして愛されました。
本展は、こうした数世紀におよぶイタリア静物画の輝かしい系譜を、静物画の研究と収集で世界的に知られるシルヴァーノ・ローディ氏のコレクションより厳選して紹介するものです。イタリア静物画のルーツといえるカラヴァッジオの様式、女流画家フェーデ・ガリツィア、イタリアのフェルメールといわれるエヴァニスト・バスニケスといった16世紀から19世紀にかけての28作家の作品39点に、形而上絵画の創始者ジョルジュ・デ・キリコ、落ち着いた色調で瓶や水差しばかりを描き続けたモランティ、アルテ・ポーヴェラの先導者マリオ・メルツ、トランス・アヴァンギャルディアの旗手フランチェスコ・クレメンテら、20世紀以降、戦後から新たな時代へと著しく活躍してきた現代の巨匠たち34作家の作品43点、計62作家の作品82点によって構成されます。
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
展覧会問合せ先
足利市立美術館 Tel.0284-43-3131
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索