東京国立近代美術館工芸館が所蔵する現代の名作を展示。現代では、工芸品という枠を超え、自己の表現手段として工芸素材を用いる側面も見られるようになり、多彩な作品が生まれています。陶・漆・ガラスなどの素材をもとに尽きることなく美を極める、現代若手作家から人間国宝までの作家たちの手による輝く作品の数々を紹介します。
もうひとつのテーマとして、工芸のホーム・カミング(里がえり)。東京国立近代美術館工芸館に収蔵されている香川出身作家の作品を紹介します。また、ミュージアムが所蔵する人間国宝磯井正美・太田儔両氏の作品を併せて展示し、優れた工芸を継承し、発展させてきた香川の工芸の魅力を紹介します。