タイトル等
夏休み企画<入門>アートの疑問 ひかりとかげ
会場
都城市立美術館
会期
2010-06-11~2010-08-22
休催日
月曜日(7/19は開館)、7/20
開催時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
無料
概要
夏休みの小中学生を対象とした展覧会<入門>アートの疑問。シリーズ3回目の今回は、美術鑑賞において重要な役割を演じている「ひかりとかげ」に注目します。
鑑賞者である私たちは光と影がつくりだす明暗で形体をとらえ、光が織りなす変化を色調としてとらえています。こうした光と影の現象から得られる理解は直感的ですが、深いものです。例えば、照明を蛍光灯から蝋燭へ変えるなど、用途や場面によって光を使い分けることは、光と影の現象が私たちの感性にまで大きく影響しているためでしょう。一方、作品の造り手である作者は、現象としての光と影を様々な方法で捉え、表現へと発展させます。絵画という表現形態において言えば、作者はあるものをそのまま写しとるのではなく、その意図によって自由に光源の向きを変えたり、その数を増やしたりすることで表現の幅を広げます。
光と影の現象を意識し、それらが私たちの感性にどのように働きかけるのかを考えることで、豊かな鑑賞へとつなげたいと思います。
展示構成として、光と影の色を考える「ひかりとかげといろ」、光と影がもたらす形に注目する「ひかりとかげのかたち」、そして現象としての光と影が私たちの感性にどのように働きかけるのかを考える「こころのひかりとかげ」の3コーナーを設けます。この3コーナーには、それぞれの意図に沿ったクイズ形式の鑑賞シートを準備し、それを解くことで全体を通して主体的な鑑賞を促す工夫をします。
また関連事業として、都城の夏の風物詩である「六月灯」にあわせて灯ろう絵を描くワークショップを開催し、地域の美術との連携をはかります。
ホームページ
http://homepage1.nifty.com/mcma/
展覧会問合せ先
都城市立美術館・0986-25-1447
会場住所
〒885-0073
宮崎県都城市姫城町7-18
交通案内
JR
・日豊本線「西都城駅」下車 徒歩10分
・吉都線「都城駅」から 車で10分

バス
・「美術館前 バス停」下車
・「広口 バス停」または「西広口 バス停」下車 徒歩5分
・「市役所前 バス停」下車 徒歩2分
・「早鈴入口 バス停」下車 徒歩3分

自動車
・宮崎自動車道「都城IC」から 都城方面へ約20分
・東九州自動車道「末吉財部IC」から 都城方面へ約20分
ホームページ
https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/artmuseum/
宮崎県都城市姫城町7-18
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