タイトル等
手の中の空 奈良原一高 1954-2004
会場
島根県立美術館
会期
2010-07-30~2010-09-13
休催日
火曜日
開催時間
10:00~日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
観覧料
一般1000円、大学生600円、小中高生300円
主催者
島根県立美術館、日本海テレビ、NHK松江放送局、日本経済新聞社、SPSしまね
概要
1956年、個展「人間の土地」により、それまで全く無名だった青年が、ひとりの写真家として日本写真史上に確固たる地位を築いた。1950年に松江高校を卒業し、早稲田大学大学院在学中だった奈良原一高である。
このシリーズは、長崎沖の軍艦島と熔岩に埋もれた桜島・黒神村に取材し、外界から隔絶された極限状況の中で人間が生きることの実存的な意味を問いかけ、発表と同時に大きな反響を呼んだ。続く個展「王国」(1958)では、心理的な極限状況といえる修道僧と女囚の世界へと分け入り、日本写真批評家協会新人賞を受賞した。そして翌年、東松照明・細江英公・川田喜久治・佐藤明・丹野章と、写真家によるセルフ・エージェンシー「VIVO」を結成、その新鮮な映像感覚によって、日本の写真表現を塗り替えていく。
その後、4年間のヨーロッパ滞在の成果を纏めた写真集『ヨーロッパ・静止した時間』(1967)で、日本写真批評家協会作家賞、芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞を受賞。さらに、日本の伝統を新鮮な視覚で捉えた『ジャパネスク』(1970)、広大なアメリカ大陸に対峙した『消滅した時間』(1975)、また『ヴェネツィアの夜』(1986)をはじめとするヴェネツィア・シリーズを纏め上げている。奈良原は、自らの身を置く「場」を移しながら、そこに生きる人間の生命力を、巨視的な視野で捉え、極めて独創的で詩情豊かな映像を生み出し、国際的な評価を得た。この展覧会では、作品約500点で奈良原一高の写真の全貌に迫り、その核を形成した50~60年代に焦点をあて、魅力の本質を探る。

ホームページ
http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/sam/
展覧会問合せ先
TEL:0852-55-4700(代表) FAX:0852-55-4714
会場住所
〒690-0049
島根県松江市袖師町1-5
交通案内
■ お車でお越しの方

●山陰自動車道を利用
山陰道「松江西ランプ」から約5分

●国道431号線を利用
「宍道湖大橋北詰」を右折、県道37号線へ →
宍道湖大橋を南進 →
国道9号線「袖師交差点」を南に直進 →
180m程先左折(向かいには日本海テレビビル・ガスト) →(A)

●国道9号線を利用
・米子方面から
国道9号線「袖師交差点」を左折 →
180m程先左折(向かいには日本海テレビビル・ガスト) →(A)

・出雲方面から
国道9号線から「嫁島町信号機」を右折 →
一つ目の信号を左折 →
1km程北進して右折(向かいには日本海テレビビル・ガスト) →(A)

(A)
日本海テレビビル(1階ガスト)向かいのJR高架下をくぐり、奥までお進みください。入口ゲートで駐車券を取って入庫してください。駐車場から美術館正面入口へは地下道をご利用ください。


■ 飛行機でお越しの方

●東京・大阪・福岡・名古屋・隠岐各地から
出雲縁結び空港 →空港連絡バス(約30分) →(B)

●東京から
米子鬼太郎空港 →空港連絡バス(約45分) →(B)

■ 高速バスでお越しの方

●東京・大阪・岡山・広島・福岡など各地から →(B)

■ JRでお越しの方

●東京方面から (新幹線利用)
JR東京駅から新幹線(約3時間20分) →JR岡山駅「特急やくも」(約2時間30分) →(B)

●大阪方面から
JR新大阪駅から新幹線(約50分) →JR岡山駅「特急やくも」(約2時間30分) →(B)

●九州方面から
JR博多駅から新幹線(約1時間40分) →JR岡山駅「特急やくも」(約2時間30分) →(B)

●東京方面から (特急利用)
JR東京駅から寝台特急「サンライズ出雲」(約11時間30分) →(B)

(B)
●JR松江駅から
・徒歩約15分
・松江市営バス「南循環線内回り」(約6分) →「県立美術館前」バス停下車

■ 一畑電車でお越しの方

●松江しんじ湖温泉駅から
観光ループバス「ぐるっと松江レイクライン」(約15分) →県立美術館前バス停
ホームページ
https://www.shimane-art-museum.jp/
島根県松江市袖師町1-5
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