タイトル等
無窮をみつめた画家 長谷川潾二郎展
会場
下関市立美術館
会期
2010-07-01~2010-08-15
休催日
月曜日(ただし祝日の7月19日は開館)
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般900円(720円)/大学生700円(560円)
※( )内は、20名以上の団体料金。
※18歳以下、70歳以上の方および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学の生徒は無料。
主催者
下関市立美術館 読売新聞社 KRY山口放送 美術館連絡協議会
概要
長谷川潾二郎(はせがわ・りんじろう、函館生まれ・1904‐1988)は、戦前から戦後にかけて長く制作を続け、独自の絵画表現を構築しました。いわゆる画壇的な世界には属さず、また時々の美術の流行にも超然とした態度をとり、結果として日本の近代美術史上極めて特異な位置を占めています。
平明かつ温厚な写実表現でありながら、白昼夢的な幻想性を帯びたその作品は、見る者に忘れ難い印象を残します。何年もかけ、納得いくまで観察しないと描かない寡作、孤高ともいえる制作態度、江戸川乱歩にも称賛された探偵小説作家としての一面、家庭環境(父・淑夫=ジャーナリストの先駆け、兄・林不忘=小説家、「丹下左膳」の作者、弟二人は文学者)など、画家潾二郎を取り巻くエピソードは数多くあります。しかし、作品発表の場が少なく、一部の識者に高い評価を受けながらも、その全体像はいまだに明確にされていません。
公立美術館として初めての回顧展となる本展は、初期から晩年までの作品を網羅し、きわめて特異なその絵画世界を検証します。近年、再評価の機運が高まる長谷川潾二郎の全貌に触れることができる、またとない機会といえます。
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/index.html
展覧会問合せ先
下関市立美術館 083-245-4131
会場住所
〒752-0986
山口県下関市長府黒門東町1-1
交通案内
JRからバス

▶ JR下関駅[東口]から (所要時間 約20分)

1番乗り場…長府・小月方面 (「市立美術館前」下車)
2番乗り場…宇部・秋吉・山口方面 (「市立美術館前」下車)

▶ JR新下関駅から (所要時間 約25分)

3番乗り場…「城下町長府」を経由する「マリンランド」行 または 「下関駅」行に乗車
→「関門医療センター」下車 (徒歩3分)

▶ JR長府駅から (所要時間 約15分)

バス停「長府駅前」(国道2号線沿い・ジョイフルの前) または 「長府駅」(駅ロータリー内)…「下関駅」または「市民病院」行に乗車
→「市立美術館前」下車すぐ

※ご注意
「長府駅」発は、運行本数が限られ、午前中・数本のみです。
「長府駅前」発は、10~15分に1本の間隔で運行。


自動車を利用

▶ 中国自動車道

下関インターチェンジから 「下関市街」~「壇の浦」方面へと進み、国道9号線合流点を長府方面へ。合流点から、約5キロ。 (関門医療センター向かい)
ホームページ
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/
山口県下関市長府黒門東町1-1
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