タイトル等
幻の名窯 南宋修内司官窯―杭州老虎洞窯址発掘成果展
会場
大阪市立東洋陶磁美術館
会期
2010-08-07~2010-11-28
休催日
月曜日(9/20・10/11は開館)、9/21・10/12
開催時間
午前9時30分~午後5時(最終入館午後4時30分)
観覧料
一般600(480)円、高大生360(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
大阪市立東洋陶磁美術館、杭州歴史博物館、読売新聞大阪本社
概要
本展は杭州市考古所により発掘され、2001年に中国の十大考古発見の一つに選ばれた杭州市老虎洞磁窯址の発掘成果を日本で初めて紹介するものです。南宋時代(1127~79)、都であった臨安(現在の浙江省杭州)には宮廷専用の製品を生産する窯、いわゆる「南宋官窯(なんそうかんよう)」が設置されました。この南宋官窯には、修内司(しゅうないし)官窯と郊壇下(こうだんか)官窯があったことが文献から知られており、郊壇下官窯については杭州烏亀山(うきざん)山麓にその窯址があることが発掘により明らかになりました。しかし、修内司官窯の窯址についてはこれまで大きな謎となっていました。近年、南宋の宮城にほど近いかつての修内司営のあった場所に老虎洞(ろうこどう)窯址が発見され、大量の青磁片とともに「修内司」銘資料も出土したことから、この老虎洞窯址が「修内司官窯」ではないかと現在注目されています。南宋官窯の青磁は、薄く黒い胎土と何層にも厚く掛けられた釉薬により、「粉青(ふんせい)」と呼ばれる独特の釉色や「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる釉のひび割れを生み出し、中国の青磁の最高峰の一つとなっています。
本展では日本初公開の杭州老虎洞窯址の出土資料約50点により、幻の名窯、南宋修内司官窯の謎とその魅力に迫ります。
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
展覧会問合せ先
大阪市立東洋陶磁美術館 Tel.06-6223-0055
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
交通案内
・京阪 中之島線「なにわ橋駅」 1号出口すぐ

・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 1号出口、
地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」 26号出口
各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
会場問合せ先
TEL.06-6223-0055
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
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