板橋区立美術館では、開館30周年記念として表題の展覧会を開催いたします。
本展は、イタリア・ボローニャの浮世絵コレクター、カルロ・コンティーニ氏とジュリアーノ・ベルナーティ氏が秘蔵する浮世絵の中から、ボローニャ東洋美術研究所の協力を得て、日本人には死角に入って見えなかった作品を選び、国内で初公開するものです。広重の戯絵・国芳のおもちゃ絵といった一風変わったジャンルを加え、墨摺りから近代版画まで、約200点を通覧いたします。また近年注目を集めている上方絵のコーナーも設けました。出品作の中に意外な珍品、稀品を見つけてお楽しみください。