タイトル等
猪熊弦一郎展
色いろいろ
会場
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
会期
2010-01-24~2010-03-31
休催日
会期中無休
開催時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般950(760)円、大学生650(520)円、高校生以下・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳お持ちの方は無料
*( )内は前売及び20名以上の団体料金(同時開催企画展観覧料および常設展覧会を含む)
主催者
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、財団法人ミモカ美術振興財団
概要
猪熊弦一郎(1902-1993)の作品は、明るく華やかな色遣いが特徴の一つに挙げられます。特に晩年の作品では、しばしば赤、黄、青といった鮮やかな色が使われ、それらの絶妙な組み合わせが強く明るい印象を放っています。
猪熊は初期の作品では画面のポイントとして目をひく色を用いましたが、ほどなく色の対比を活かしながら一つに調和した美をつくり出すことを考えるようになりました。これは長い画業の間いつも意識されていましたが、この試みが顕著にあらわれるのは1950年前後の作品と、晩年1980年代以降の作品えす。
まず1950年前後は、室内の女性や猫をモチーフにした作品を多く描きましたが、画面上での色と色の関係を重視して、背景や衣服などは現実とは異なる、猪熊自身が決定した色を用いています。さらにモチーフと背景や衣服などは現実とは異なる、猪熊自身が決定した色を用いています。さらにモチーフと背景のいずれも大きな色の塊で描いて画面を埋めつくしました。これらの作品では互いをより強調して見せる、ありきたりでない色の組み合わせによって、いかに高い均衡まで持ち込むかを追求しています。
また晩年、1975年から健康上の理由で冬の間、ハワイで制作を始めるようになってからは、濃淡や陰影のない色で描いた様々な形を画面全体に配置した作品を制作しました。ハワイの太陽光線の美しさに呼応するかのようにますます鮮やかになった色は、画面のあちこちに置かれて強い対比を生みます。猪熊は当時の日記で「単化」、「フレッシュ」、「強い」という言葉で自らの作品を評しています。求める絵画を得るために、対比を活かしつつ同時に全体としての安定をいかに与えるかを図りました。
本展では猪熊の色鮮やかな作品のなかでも色の対比という点に注目し、対比を活かして画面全体を描きあげた作品を通して猪熊の天性の色彩感覚を感じ取るとともに、そこに生み出された新しい美を紹介します。
ホームページ
http://mimoca.org
展覧会問合せ先
TEL : 0877-24-7755 FAX : 0877-24-7766
会場住所
〒763-0022
香川県丸亀市浜町80-1
交通案内
◎ お車で
JR 丸亀駅前地下駐車場・2時間無料
(当館1階受付にて駐車券をご提示ください)

本州方面から
・(瀬戸大橋経由) 瀬戸中央自動車道 坂出北ICより 約10分
・(神戸淡路鳴門道経由) 高松自動車道 坂出ICより約15分

四国内の高速道路から
・高松自動車道 坂出IC・善通寺ICより 約15分

◎ 鉄道(JR)で
JR 丸亀駅下車、南口より 徒歩1分

・東京駅―(新幹線で約3時間20分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・博多駅―(新幹線で約1時間40分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・高松駅―(予讃線快速で約30分)―丸亀駅

◎ 飛行機で
高松空港から
高松空港―(タクシー約40分 / 乗合タクシー約50分 ※1 / リムジンバス約75分 ※2 )―丸亀
※1 高松空港シャトル便 (要予約/東讃交通株式会社)
※2 丸亀・坂出・空港リムジンバス (琴参バス株式会社)

岡山空港から
岡山空港―(リムジンバス約30分 ※3 )―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
※3 岡山空港リムジンバス (中鉄バス株式会社)、空港リムジン (岡電バス)

◎ 高速バスで
・[東京・横浜から] 夜行 (ハローブリッジ)
・[名古屋から] 夜行 (さぬきエクスプレス名古屋)
・[大阪・神戸から]昼行 (さぬきエクスプレス大阪)
・[福岡から] 夜行 (さぬきエクスプレス福岡)
ホームページ
https://mimoca.org
香川県丸亀市浜町80-1
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