タイトル等
戦後フランス映画ポスターの世界 東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵《新外映コレクション》より
Postwar French Cinema in Posters From the Shingaiei Collection of the National Film Center
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター
会期
2010-01-07~2010-03-28
休催日
月曜日、2/16(火)
開催時間
午前11時―午後6時30分(入場は午後6時まで)
観覧料
一般200円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポート、キャンパスメンバーズは無料
主催者
主催:東京国立近代美術館フィルムセンター
協力:東京日仏学院
概要
ひと口に「映画ポスター」といっても、場所や時代によってデザイン・大きさ・技法などにさまざまな違いがあります。特にヨーロッパのポスターは、映画の宣伝媒体であるだけでなくしばしばアーティストによるグラフィック作品であり、なかでも、映画大国であると同時にポスター芸術の豊かな伝統を持つフランスでは、映画のポスターも魅力的な発展を遂げてきました。ポール・コラン、エルヴェ・モルヴァン、ルネ・ペロンなどのポスター画家(アフィシスト)が描いた戦後フランスの大判映画ポスターは、国中の街路を華やかに彩ってきました。
この「戦後フランス映画ポスターの世界」は、フィルムセンターが所蔵する4万5千枚以上のポスターのうち、洋画配給会社・新外映がかつて所有していたフランス映画のオリジナル・ポスターを初めて公開する企画です。1948年、フランス映画輸出組合日本事務所(SEF)として設立された新外映配給株式会社は、1963年の活動停止まで、フランス映画を中心に数々の名作を日本に届けました。この展覧会ではジャン・ルノワール(『獣人』)、マルセル・カルネ(『悪魔が夜来る』)、ジャン・コクトー(『オルフェ』)、ロベール・ブレッソン(『田舎司祭の日記』)、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー(『密告』)、ルネ・クレマン(『太陽がいっぱい』)、ジャック・ベッケル(『幸福の設計』)、ジャック・タチ(『のんき大将 脱線の巻』)、マックス・オフュルス(『輪舞』『歴史は女で作られる』)、ジャン=リュック・ゴダール(『女は女である』)といった世界的巨匠の傑作群のポスターを含む64点に加え、新外映が制作した日本版ポスター16点も紹介することで、いまや顧みられることの少ない同社の功績にも触れます。
昨年度の「無声時代ソビエト映画ポスター展」に続いて、この展覧会はフィルムセンターの所蔵する外国映画ポスターを公開する貴重な機会です。映画の輝きが幾多のアーティストを刺激して生まれたフランス流の華麗なグラフィックの世界をお楽しみください。
ホームページ
http://www.momat.go.jp/
展覧会問合せ先
ハローダイヤル 03-5777-8600
会場住所
〒104-0031
東京都中央区京橋3-7-6
交通案内
東京メトロ 銀座線 京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ 徒歩1分
都営地下鉄 浅草線 宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ 徒歩1分
東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅下車、出口7より 徒歩5分
JR東京駅下車、八重洲南口より 徒歩10分
ホームページ
http://www.momat.go.jp/fc.html
会場問合せ先
ハローダイアル 03-5777-8600
東京都中央区京橋3-7-6
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