タイトル等
日本・フィンランド修交90周年 タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館蔵 ムーミン展
コドモだった昔も。オトナになった今も。
会場
長島美術館
会期
2009-12-12~2010-01-11
休催日
年中無休
開催時間
9:00-17:00*土曜日は19:00まで(入館は開館30分前まで)
観覧料
一般900円(前売700円)/高・大生600円/小・中生300円 ※団体20名様以上は2割引 ※前売券は主要プレイガイドでお求め下さい。
主催者
長島美術館/KKB鹿児島放送/南日本新聞社
概要
ムーミンの生みの親、トーベ・マリカ・ヤンソンは、1914年、彫刻家の父と挿絵画家の母の長女として生まれました。
14歳で挿絵と詩が雑誌に、15歳には母シグネが関わっていた風刺雑誌「ガルム」に挿絵が掲載され、1953年の廃刊まで専属アシスタントとして描き続けることになります。のちに世界30数ヶ国で出版され、広く愛されるムーミントロールは、この雑誌の挿絵の一部として1943年に登場します。
ヤンソンはやがてスウェーデンのストックホルム工芸専門学校、ヘルシンキのアテネウム芸術大学、パリへの留学と、美術の道を歩み始め帰国後の24歳、フィンランド芸術協会ダカット金貨賞を授与されるなど、画家としての才能を開花させていきます。
1947年には、雑誌「現代」に「ムーミントロールと世界の終わり」を連載し、1954年から59年には「イブニング・ニューズ」誌にムーミン・コミックを連載。そして1965年、「ムーミン谷の夏まつり」「ムーミン谷の冬」などで国際アンデルセンメダル委員会から賞状を授与されます。翌年の1966年には国際アンデルセン大賞、1976年にプロ・フィンランディア勲章、1978年にオーボ・アカデミー大学名誉文学博士号が授与され、1995年にはプロフェッサーの称号が与えられました。そして、2001年、トーベ・マリカ・ヤンソンは惜しくも86歳の生涯を閉じました。
ヤンソンが自ら物語を考えたムーミン・シリーズは、全部で全9話。子どもらしいあどけない心を持ったムーミンに、様々な出来事が旅の途中などで起こります。穏やかで理想的な象徴にみえるムーミン一家ですが、その内には揺れ動く葛藤があり、ふりかかる困難を乗り越えて、より強固な家族となっていきます。
物語に描かれている冒険を愛するわくわくした気持ち、ムーミンとその家族や仲間たちの知恵とユーモア、人の温かさは、文化や言葉の違いを越えて世界中で愛されています。
本展は、ムーミン9話の中から、タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館が所蔵するトーベ・ヤンソンのムーミンオリジナル原画、習作、スケッチなど約180余点と、ムーミン谷博物館に展示され、門外不出だったムーミンの立体模型(日本初公開)を展示し、ムーミンの魅力と全貌をご紹介いたします。
ホームページ
http://www.ngp.jp/nagashima-museum/
展覧会問合せ先
長島美術館・099‐250‐5400
会場住所
〒890-0045
鹿児島県鹿児島市武3-42-18
交通案内
○車:九州自動車トンネル経由10分 ※敷地内に200台(普通車)分の駐車スペースをご用意しています。 ○JR:「鹿児島中央駅」下車、西口より車で5分 ○バス:鹿児島中央駅東22番乗り場から、鹿児島交通 (11、13、17、18、20、22、27、30、33)、南国交通 (武岡ハイランド、西郷団地行き)。各々「武中学校下バス停」下車、徒歩坂道上り20分
ホームページ
https://ngp.jp/nagashima-museum/
鹿児島県鹿児島市武3-42-18
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