タイトル等
山口蓬春と加藤栄三
―葉山に育まれた友情―
会場
山口蓬春記念館
会期
2009-10-11~2009-12-23
休催日
毎週月曜日(祝日を除く)、10月13日(火)、11月4日(水)、24日(火)
開催時間
午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般600円(高校生以下は無料)
*団体割引50円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
*障害者割引50円割引(同伴者1名を含む)
*連携館割引50円割引
主催者
山口蓬春記念館・財団法人 ジェイアール東海生涯学習財団
概要
山口蓬春(1893-1971)は、大正12年に東京美術学校を卒業後、松岡映丘(1881-1938)率いる新興大和絵会に参加し、古典絵画の基礎を築きながらも西欧の近代絵画に強い関心を抱いていました。一方、加藤栄三(1906-1972)は、昭和6年に同校を卒業後、日本画に洋画的写実を導入した結城素明(1875-1957)に師事、昭和11年新文展鑑査展で《薄暮》が文部大臣賞を受賞するなど、衆望を担います。
戦後間もなく、日本画滅亡論が叫ばれていた時期、二人は現代の日本画のあり方を模索していました。また、それぞれ神奈川県葉山町に転居し、以後、二人の生涯にわたる友情が紡がれてゆきます。
昭和30年、第11回日展に栄三が出品した《石庭》や同じ石庭に調和のとれた構成美を見出した《月》(昭和32年)からは、抜群の素描力によって対象そのものの持つ美に迫ろうとするアプローチが見受けられます。
一方、その頃の蓬春は、《まり藻と花》(昭和30年)にみられるような写実表現を経て《新冬》(昭和37年)へと続く清澄で格調ある作風へと展開させるなど、新しい日本画の創造を探求してゆきます。
本展では、葉山を舞台に友情を育んだ山口蓬春と加藤栄三の作品を通じて、それぞれの美意識の在処を探ります。
ホームページ
http://www.jrtf.or.jp/hoshun/
展覧会問合せ先
山口蓬春記念館Tel.046-875-6094
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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