1年半ぶりとなる藤浪理恵子の個展を開催。
今回のテーマは、放浪者、さまよう人という意味の“Wanderer”。不安や緊張が蔓延する現代でも、孤独感だけを感じるのではなく、その状況に漂うことを楽しめるように、というメッセージが込められています。
自分の表現したいテーマに沿って様々な手法を駆使する藤浪は今回、アーカイボピグメントプリントというデジタル手法を選択。自ら撮影した写真を自由にフォトモンタージュすることが可能なこの手法で、異次元のような不思議な世界を創出しました。
新たな藤浪理恵子の魅力を感じさせてくれる、新作“Wanderer 放浪者その邂逅”シリーズ6点を中心に、約20点をご紹介します。