タイトル等
生誕100年記念 グラフィックデザイナー 野口久光の世界
香りたつフランス映画ポスター
会場
ニューオータニ美術館
会期
2009-11-28~2009-12-27
休催日
月曜日
開催時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般700円、高大生500円、小中生300円 宿泊者無料
※20名以上の団体は各100円割引
主催者
ニューオータニ美術館
概要
1895年12月28日、パリのグラン・カフェ地下のサロンでリュミエール兄弟によるシネマトグラフで投写された映像が公開されました。これが映画の誕生といわれています。
その一世紀を超える映画の歴史の中でも、1930年から1950年代はフランス映画の黄金時代として知られ、世界中の映画ファンが魅了されました。
今もなお燦然と輝きを失わない名作、傑作の数々を日本で公開するにあたって、芸術的なポスターを描くことでその映画の持つ魅力を伝えたのが野口久光(1909~1994)でした。
野口は、1909年栃木県宇都宮市に生まれました。1933年に東京美術学校(現東京藝術大学)の図案科を卒業し、東和商事合資会社に入社。独特な絵とレタリングで数多くの映画ポスターを制作し、戦後のデザイナーに大きな影響を与えました。
また、ヌーヴェルヴァーグを代表するフランソワ・トリュフォー監督は、野口の描いた自作映画の「大人は判ってくれない」のポスターに大変感激し、後の映画でこの絵を登場させて感謝の意を表しました。その後、終生自分の仕事部屋に飾ったといわれます。
本展では、生誕100年を記念して、数多く手掛けたポスターの中でも特に全盛期のフランス映画のポスターを中心に、東京美術学校(現東京藝術大学)の卒業制作作品、さらに映画スターの肖像画デッサン、本、雑誌の装丁、レコードジャケット等を紹介し、グラフィックデザイナー野口久光の果たした役割を再確認し、その魅力に迫ります。
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/museum
会場住所
〒102-8578
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート6F
交通案内
東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅D出口より徒歩約4分
有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅7番出口より徒歩約5分
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/group/museum
東京都千代田区紀尾井町4-1  ニューオータニガーデンコート6F
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