しまなみ海道10周年を記念し、尾道市を拠点とする、しまなみ海道地域の個性と特徴を活かした写真展。尾道市と文化的交友関係を育むフランス・オンフルール市の「二つの都市」を写真家松本徳彦(尾道市出身・東京都在住)が、相互の町並みと暮らしを撮影し、写真芸術という新たな切り口で結びます。
平成20年より、松本氏が尾道市とオンフルール市を精力的に取材し、鮮やかに映し出した作品群は、歴史と文化に裏付けられた「二つの都市」の「今」を克明に伝えています。本展のために撮りおろされた、約180点の構成により、私たちの暮らす日常を深く見つめ、尾道の魅力をあらためて感じて頂ければ幸いです。