タイトル等
仰げば尊し 1人と5人の漆芸家
会場
安曇野髙橋節郎記念美術館
会期
2009-07-11~2009-08-30
休催日
毎週月曜日(7月20日は開館)、7月21日(火) ※7月10日(金)は展示替えのため臨時休館します。
開催時間
午前9時~午後5時
観覧料
一般600円(500円)、高校・大学生400円(300円)、中学生以下・70歳以上無料
( )内は団体20名以上の割引料金
概要
高橋節郎の作品と、高橋が東京芸術大学で教授を務めていた時に、高橋から教えを受けた5人の漆芸家、並木恒延、三田村有純、小林伸好、佐々木敏彦、佐々木達郎の作品を展示します。
5氏は現在芸術界でさまざまに活躍しています。
並木恒延(1949~)は、大自然の風景や女性を叙情的に表したパネル作品を制作、日展、日本現代工芸美術展に出品しながら、現在までに50回以上の個展を開催するなど、精力的に発表活動をしています。
三田村有純(1949~)は、伝統技法とオリジナル技法を施した立体造形作品を制作、日展、日本現代工芸美術展に出品しつつ、アジアやヨーロッパでの展覧会や漆の調査、講演など、国際交流も盛んに行っています。東京藝術大学教授も務めています。
小林伸好(1953年~)は、塗りの技法の違いによる質感の変化と造形美を追求した漆立体作品を多く発表、日本現代工芸美術展等に出品しています。東北芸術工科大学教授として漆芸の指導にも力を注いでいます。
佐々木敏彦(1951年~)は、漆の本質を浮かび上がらせることをテーマに、質感と色遣いを追及して平面作品を制作しています。長野県出身で現在も県内在住です。各地で個展、グループ展を数多く開催しています。
佐々木達郎(1956年~)は、黒、朱、白色の漆を主に用い、キンマという技法や貝を使った螺鈿技法等で、瀬戸内の自然や情景を表した平面作品を制作し、日展、日本現代工芸美術展に出品しています。
芸術の現在と未来を見つめながら、将来の美の担い手となる人材の育成にも積極的に取り組んだ高橋節郎。彼は5人の教え子に何を伝えたのか、そこから5人が学んだことは何だったのか、そしてそれぞれにどのような個性を開花させたのかを、師弟の作品展示を通じて探ります。
みなさんのご来場をお待ちしております。
ホームページ
http://www.city.azumino.nagano.jp/setsuro_muse/
展覧会問合せ先
TEL:0263-81-3030 FAX:0263-82-0551
会場住所
〒399-8302
長野県安曇野市穂高北穂高408-1
交通案内
▶ 車の場合
長野自動車道 安曇野I.Cより 15分。

安曇野I.Cを降り、北進。「安曇野スイス村」を右手に過ぎ、1つ目の交差点(「重柳」の交差点)を右折し、安曇野アートラインを更に北進。右手に見える「大王わさび農場」、「安曇野ランド」を過ぎ、さらに進む。「安曇橋南」の交差点を直進し、2kmほど進み「安曇野髙橋節郎記念美術館」の案内板を左折。
水田の中の道を西へ直進し、つきあたりを左折し、南へ進むと左側に美術館があります。

駐車場:普通車50台、大型車3台、無料

▶ 電車の場合
1. 新宿から JR中央東線・特急あずさで松本まで約2時間半。
松本から JR大糸線 穂高駅まで約30分。
穂高駅から タクシー10分、レンタサイクル20分。
次の有明駅からは 徒歩25分

2. 名古屋から JR中央西線・特急しなので松本まで約2時間。
松本からは 1) と同じ。

3. 金沢から 北陸新幹線で長野まで約1時間10分。
長野から JR篠ノ井線 明科駅まで約1時間。
明科駅から タクシー15分。
ホームページ
http://azumino-bunka.com/facility/setsuro-museum/
長野県安曇野市穂高北穂高408-1
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