タイトル等
道教の美術 TAOISM ART
会場
大阪市立美術館
会期
2009-09-15~2009-10-25
休催日
9月24日(木)、9月28日(月)、10月5日(月)、10月13日(火)、10月19日(月)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般1,300円(1,100円)、高大生900円(700円)
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料〔要証明(原本に限る)〕
※カッコ内は、前売り・20名以上の団体料金
主催者
大阪市立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、NHK大阪放送局
概要
本展は、日本と中国の文化に深く根ざす「知られざる道教の世界」をメインテーマとする、日本ではじめての展覧会です。
道教とは、道(タオ)を説き不老長寿を究極の理想とする中国でうまれた宗教です。老子をその祖として崇め、神仙思想や風水や星宿、易学をはじめとする古代の思想や信仰・神話、そして仏教をも取り込みながら発展し続けてきました。現代も中国の人生観や世界観の根幹をなし、東アジアの思想や文化、芸術のベースとなっています。
道教に関わる美術はその思想と同様に多種多彩です。老子や仙人、北斗七星といった星座を擬人化した図像、閻魔王に代表される道服を身に着けた地獄の裁判官。さらには陰陽道でも用いられた呪符・まじないや占い、そして現在も信仰をあつめる関帝や媽祖などなど。難解でつかみどころがないような道教ですが、今日の日本でもその影響は色濃くみられ、浦島太郎、七夕やお中元、妙見や庚申といった慣れ親しんだ物語や習俗、信仰も実は道教にルーツがあります。
いつの時代にも中国から日本へと無限の広がりをみせ、気づかぬうちに私たちの生活にまで浸透していた道教の世界。本展ではこれまで埋もれていた中国や日本の絵画・書・彫刻・工芸作品を近代にまで時代をひろげて、日本各地から約300件結集させ、わかりやすくご紹介いたします。
是非この機会に「道教の美術」という古くて新しいジャンルにふれ、案外身近にある道教の世界を感じてください。
ホームページ
http://www.osaka-art-museum.jp/
展覧会問合せ先
大阪市立美術館 Tel.06-6771-4874
会場住所
〒543-0063
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82
交通案内
JR・地下鉄谷町線・御堂筋線「天王寺」駅、近鉄南大阪線「あべの橋」駅、阪堺電軌上町線「天王寺駅前」駅下車、または市バス「阿倍野橋」駅下車で、徒歩約10分(天王寺公園内)
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82
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