タイトル等
ジュゼッペ・ペノーネ
会場
豊田市美術館
会期
2009-07-07~2009-09-23
休催日
月曜日(祝日、8月10日は開館)
開催時間
午前10:00~午後5:30(入場は午後5:00まで)
観覧料
一般1,000円[800円]、高校・大学生800円[600円]、中学生以下無料
[ ]内は前売り及び20名以上の団体料金
*市内高校生、障がい者、市内75歳以上の方は無料(要証明)
主催者
豊田市美術館
概要
自然の造形力と作家の創造力が詩的な感覚で融合された作品によって、現在、世界的に最も注目を集めているアーティストの一人、ジュゼッペ・ペノーネ(Giuseppe Penone、1947-)。抽象や具象にかかわらずコンセプチュアルで無機的、そして個人主義的な作品が氾濫する現代の美術界のなかにあって、ペノーネの自然味溢れ、詩情豊かな作品が発する独創性と私たちに与える説得力は、異彩を放っています。
ペノーネは、自然を素材とし、それとの直接的、あるいは間接的な相互作用によって作品を生み出しています。人間を含む自然の事象に目を向けることから導き出される彼の作品は、その中には存在するものの、意識的には認識されていない生命力や造形力を捉え、目に見えるかたちで私たちに提示しているのです。それは鋭い洞察力と豊かな感性に支えられており、また、日本人の心性にも通じる自然観を湛えているとも言えるでしょう。
1997年、日本で初めての個展が豊田市美術館で開催され、大規模に作品が紹介されて以降、全国の美術館にペノーネの作品がコレクションされるようになりました。さらに、「イタリア美術 1945-1995」展(愛知県美術館、東京都現代美術館ほか)や「アルテ・ポーヴェラ」展(豊田市美術館)などの展覧会でも、その作品が紹介されています。海外においても、近年では2004年にポンピドゥー・センターで、また、2007年のヴェネツィア・ビエンナーレでも大規模な個展が開催され、その作品の評価はますます高まっています。
今回の展覧会は、国内においてほぼ10年ぶりに開催されるもので、近作、新作を中心に、充実した作家活動を展開しているペノーネの作品を改めて紹介するものです。芸術家としてのインスピレーション、素材に対するこだわり、制作に関わる手業、それらすべてが高い次元で表現されている彼の作品は、鑑賞者のみならず、現代日本のアーティストたちにも強い衝撃を与えることでしょう。
ホームページ
http://www.museum.toyota.aichi.jp/
展覧会問合せ先
豊田市美術館 Tel.0565-34-6610
会場住所
〒471-0034
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
交通案内
【名古屋駅より】
地下鉄東山線 伏見駅乗り換え、地下鉄鶴舞線 豊田市行き 終点下車 名鉄名古屋本線豊橋行き「知立」乗換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【豊橋駅より】
名鉄名古屋本線名鉄岐阜行き又は新鵜沼行き「知立」乗り換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【最寄り駅より】
名鉄 豊田市駅 または 愛知環状鉄道 新豊田駅より 徒歩15分

【お車をご利用の場合】
東名高速道路 豊田市ICより 約15分
東海環状自動車道 松平ICより 約15分 豊田東ICより 約20分
ホームページ
https://www.museum.toyota.aichi.jp/
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
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