全国では毎年9,000件以上の埋蔵文化財の発掘調査が行われています。その中から、近年の発掘調査成果で特に注目される出土品を展示するこの展覧会も、今回で15回目を迎えます。今年は列島各地の旧石器時代~近代までの遺跡から20遺跡を取り上げます。また平城遷都1300年を迎える来年に復元が完成する特別史跡平城宮跡第一次大極殿の展示もいたします。
江戸東京博物館会場の地域展「戦国城館の宝もの」では、戦国時代の城跡から出土した高級陶磁器がならびます。都内で行われた中世城館の発掘調査をとりあげ、床の間飾りや茶道具など現代に通じる品々を展示します。