タイトル等
生誕130年記念 冨田溪仙展
会場
茨城県近代美術館
会期
2009-08-08~2009-09-23
休催日
月曜日〔ただし9月21日(月・祝は開館し、9月24日(木)休館〕
開催時間
9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般830(700)円、高大生580(470)円、小中生350(230)円
*( )内は20名以上の団体料金
*満70歳以上の方、障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は入場無料
主催者
茨城県近代美術館
概要
■博多から京都へ
福岡県出身の冨田溪仙(1879-1936)は、画家を志して18歳頃に京都にのぼり、四条派に連なる都路華香に師事しました。四条派の写生を学ぶ一方で、古今東西の文学や美術、宗教などに通じ、また江戸時代の博多の禅僧・仙崖やヨーロッパの新しい美術などの影響も受けながら、やがては自在な筆遣いによる大らかで斬新な画風を形作っていきます。

■横山大観も認めた才能
京都画壇において異質な存在だった溪仙を高く評価したのは、日本美術院の横山大観でした。溪仙は大観の誘いにより京都画壇から東京の日本美術院に参加し、色彩豊かで動きとリズムに満ちた作風に詩的情緒も加えながら、昭和11年(1936)に急逝するまで異色の画家として活躍しました。

■みどころ
溪仙の回顧展は、関東では約30年ぶりの開催となります。本展では、初期から晩年までの代表作を網羅し、約130点により溪仙の画業とその多彩な個性の発露をご紹介します。また、溪仙と交流のあったフランスの詩人で駐日大使も務めたポール・クローデル(1868-1955)の依頼によって描かれ、現在はパリのジョルジュ・ポンピドゥー・センターに所蔵されている「神庫」がこのたび里帰りをするのも、大きなみどころのひとつです。そうぞこの機に、風雲児・冨田溪仙の自由奔放な絵画世界をお楽しみください。
ホームページ
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
展覧会問合せ先
茨城県近代美術館Tel.029-243-5111
会場住所
〒310-0851
茨城県水戸市千波町東久保666-1
交通案内
【電車・高速バスをご利用の場合】
■水戸駅まで
◎ 電車 /
上野駅から JR常磐線、特急列車で約1時間、JR水戸駅下車。
◎ 高速バス /
JR東京駅 八重洲南口バスターミナルから、JR水戸駅まで約2時間。

■水戸駅から
◎ 徒歩 /
水戸駅南口から 約20分。
◎ バス /
水戸駅北口⑧番のりばから乗車約5分、「文化センター入口」にて下車。
◎ タクシー /
水戸駅南口から 約5分。

【車をご利用の場合】
常磐自動車道
水戸インターから、国道50号バイパス経由、約20分。
北関東自動車道
茨城町東インターから 約15分。
ホームページ
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
茨城県水戸市千波町東久保666-1
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