永遠の過去のいのちを受けついで いまの自分の番を生きている
それがあなたのいのちです それがわたしのいのちです
10代で二人の兄を戦争で失ったこと。それが、相田みつをの原点となっています。
そこから“いのちの詩人”と呼ばれる歩みが始まっているのです。
そして、67年の生涯の中でたくさんの作品が残されました。
昨年刊行された「いのち~いちばん大切なもの~」(文化出版局)は、その集大成といっていい本です。
今回の企画展では、同書に収録された作品を中心に、姉妹編に当たるロングセラー「本気」の中の代表作もあわせてご紹介します。
人間のいのちに対する相田みつをの深い思いにふれてみてください。この夏休み、ぜひ親子でご覧いただきたい催しです。