タイトル等
加藤孝造展
会場
岐阜県現代陶芸美術館
会期
2009-08-01~2010-03-28
休催日
月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
個人:
一般320円、大学生210円

団体(20名以上):
一般260円、大学生160円

*高校生以下無料
主催者
岐阜県現代陶芸美術館
概要
本展は、郷土の作家シリーズとして、岐阜県重要無形文化財〈志野・瀬戸黒〉認定保持者・加藤孝造の歩みを取り上げるものです。
加藤孝造(1935~、岐阜県瑞浪市生まれ)は、岐阜県多治見工業高等学校を卒業後、岐阜県陶磁器試験場(現・岐阜県セラミックス研究所)に勤務します。当時打ち込んでいた絵画と、美濃に在ることの狭間で悩んでいた加藤を陶芸の世界に向かわせたのは、場長であった五代加藤幸兵衛でした。美濃でしか出来ないこと、これこそが、加藤を必然的に陶芸へと向かわせたのでしょう。
現代日本陶芸展、朝日陶芸展、そして日本伝統工芸展における華々しい活躍は、作陶することに対するストイックで真摯な態度に支えられています。手回し轆轤での成形と、半地上式穴窯での焼成に拘り続ける姿は、「最後の陶工」と言われるに相応しいでしょう。それは、師・荒川豊蔵から受けた多大なる影響力の反映であり、師の生きざまは現在も加藤の心に在り続けています。加藤の作品が放つ、穏やかな外見に隠された激しい情念は、師から受け継いだ厳格なる制作態度を守り続ける、類まれな自制心にこそ起因しているのかもしれません。
本展覧会では、加藤の代名詞とも言える志野、瀬戸黒をはじめとして、青年・加藤が情熱を傾けていた油絵も併せて展示します。やきものでは内蔵された情念が、油絵においてはより直接的に、圧倒的な迫力で表現されています。近作である水墨画も同時に展示することで、その広範囲に及ぶ制作活動を、より多角的にご覧いただけるのではないでしょうか。
ホームページ
http://www.cpm-gifu.jp/museum/
展覧会問合せ先
Tel.0572-28-3100
会場住所
〒507-0801
岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
交通案内
[お車でのアクセス]

■ 東京→小牧JCT→多治見
(東名高速、小牧JCT経由 中央自動車道)

■ 大阪→小牧JCT→多治見
(名神高速、小牧JCT経由 中央自動車道)

【中央自動車道・多治見ICから】
国道19号を土岐・中津川方面に 約5km
→ 東町1の交差点を右折

【東海環状自動車道・土岐南多治見ICから】
国道19号を多治見・名古屋方面に 約1km
→ 東町1の交差点を左折

※駐車場無料・一般車312台収容

[公共交通機関でのアクセス]

■ JR多治見駅までのアクセス方法
・東京方面… 東京→(新幹線)→名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅
・大阪方面… 大阪→(新幹線)→名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅

■ JR多治見駅から岐阜県現代陶芸美術館へのアクセス方法
①多治見市コミュニティーバス (ききょうバス)
…土・日・祝日のみ運行
料金:¥200 所要時間約25分
オリベルート「セラミックパークMINO」下車
※1日乗り放題フリーパス(300円)あり。

②東鉄バス
料金:¥270 所要時間約15分 (下車後、徒歩約10分)
・多治見駅前(南口) 東鉄バス3番乗り場より 【妻木線】もしくは【瑞浪=駄知=多治見線】のどちらかに乗車
・停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』下車 (バス停から施設まではバス停に取り付けられた案内板をご参照ください。)
※1. 【妻木線】で「タウン滝呂」経由の便は 停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』を通りませんのでご注意ください。
※2. 停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』は、上りと下りではバス停の場所が違いますので、ご注意ください。

③タクシー 所要時間約10分
ホームページ
https://www.cpm-gifu.jp/museum
岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
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