タイトル等
よみがえる浮世絵 うるわしき大正新版画
会場
江戸東京博物館
会期
2009-09-19~2009-11-08
休催日
毎週月曜日(ただし9月21日・10月12日は開館)、10月13日
開催時間
午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで。入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般1300(1040)【1520(1210)】円、大・専門生1040(830)【1210(960)】円、中生(都外)・高生・65歳以上650(520)【760(600)】円、小・中生(都内)650(520)円
*【】は常設展との共通券、( )は20名以上の団体料金
主催者
財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、朝日新聞社
概要
ムラー・コレクション 日本初公開 大正新版画の全貌にせまる

新版画とは―
新版画とは、江戸時代の浮世絵版画と同様の技法によって制作された、大正から昭和初期に興隆した木版画です。当時、社会の近代化にともない風前の灯だった伝統的な木版技術を復興し、新たな芸術を生み出そうと、版元の主導のもと、絵師(版画家)、彫師、摺師らが結集し、さまざまな画題の2000点を超える新版画が作られました。
本展は、江戸の伝統を引き継ぎつつ、新たに創造された新版画を一堂に展示し、近代の東京文化を捉えなおす機会といたします。また1930年代には、浮世絵につらなる優れた美術として、新版画は欧米に衝撃をもって受け入れられました。その経緯をものがたる、ムラー・コレクションの優れたコンディションの新版画を日本初公開いたします。

ムラー・コレクションとは―
ロバート・ムラー氏(1911~2003)は、新版画の高度な技法や、描かれた情景に感銘を受け、1932年(昭和7)に川瀬巴水の「清洲橋」からコレクションを開始しました。彼は、日米開戦間際の1940年に来日するなど、新版画の版元や版画家と交流を深め作品を収集しました。その総数は、明治錦絵等を含め4000点を超え、まさに世界最大級の日本近代版画コレクションと言えます。
日米交流の懸け橋となった新版画コレクションは、往時の美しさを完璧に残したまま、氏の没後、米国スミソニアン協会アーサー・M・サックラー・ギャラリー(ワシントンD.C.)に寄贈されました。本展では、版元や版画家との交流のなか集められ、日本との関わりが特に深い、よりすぐりの名品を展示します。
ホームページ
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
展覧会問合せ先
03-3626-9974 (代表 ※午前9時~午後5時30分)
会場住所
〒130-0015
東京都墨田区横網1-4-1
交通案内
[電車をご利用の場合]
◆JR総武線 両国駅 西口下車 徒歩3分、東口下車 徒歩7分
◆都営地下鉄 大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A4・A3出口 徒歩1分

[路線バスをご利用の場合]
◆都バス: 錦27・両28・門33系統、墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん (南部ルート)」
「都営両国駅前 (江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分
※「両国駅」とは別の停留所です。

[お車をご利用の場合]
◆首都高速 6号向島線 駒形出口、7号小松川線 錦糸町出口より約10分
ホームページ
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
東京都墨田区横網1-4-1
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