タイトル等
金工の美
染川鐵之助・帖佐美行
会場
鹿児島市立美術館
会期
2009-06-22~2009-07-03
開催時間
平日:8時30分~19時
土曜日:9時~19時
日曜・祝日:9時~17時
観覧料
入場無料
概要
鹿児島市立美術館では、年に 2 回「蔵出し美術館」と称して、所蔵品展を館外で開催しています。今回は、金工(金属工芸)に焦点を当て、鹿児島出身の金工作家、染川鐵之助と帖佐美行の作品をご覧いただきます。
染川鐵之助(1912-1982年)は、広島県に生まれますが間もなく父親の故郷である鹿児島県指宿市に転居し幼少期を過ごします。その後上京し、のちに人間国宝となる高村豊周に師事、日展などで活躍します。金属を鋳込んで制作する鋳金の技法を駆使して、素材の美しさを生かした端正で美しいフォルムの作品を作り上げました。
その染川を「今後、彼以上のすばらしい鋳金の作家はもう出ないのでは」と高く評価したのは、 3 歳年下の帖佐美行(1915-2002年)です。帖佐美行は鹿児島県薩摩郡宮之城町(現さつま町)に生まれ、 13歳で上京して小林照雲、海野清に師事します。その後は日展を中心に活動し、従来の彫金の概念を覆すスケールの作品で彫金界のリーダー的存在となりました。自然をモチーフに制作された彼の作品からは、生命への深い愛情や賛美が感じられます。
二人の作品を通じて、金工の美しさを存分にご堪能いただければ幸いです。
ホームページ
http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/
展覧会問合せ先
Tel 099-224-3400
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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