タイトル等
ブナの林と木地屋の世界
会場
国立歴史民俗博物館
会期
2009-02-10~2009-03-29
休催日
2月16日(月)・23日(月)・3月2日(月)・9日(月)・16日(月)・23日(月)
開催時間
9時30分~16時30分
(入苑は16時まで)
観覧料
個人(高校生以上) 100円
団体(20名以上) 50円
※小中学生は入苑無料です
※毎週土曜日は高校生は入苑無料です
主催者
国立歴史民俗博物館
概要
人類は古来より現在に至るまで、衣食住生活のほとんどのシーンにおいて、用途に応じたさまざまな植物を加工し、利用してきました。今年度は轆轤(ロクロ)で加工した木器とその原料である樹木をとりあげ、近世から近代にかけて、原木を求めて移動生活を行った木地屋による挽き物原料としてのブナとブナ林の変遷について展示いたします。もともと椀や盆といった挽き物の材料には一般的にトチノキ、ブナ、ケヤキといった広葉樹が使われ、その多くは天然林から伐採されていました。なかでも奥山を中心に生育するブナはわが国の森林の広葉樹材の中では現存量が最も多い樹種です。漆器などの需要増加に伴ってブナの利用が増大し、森林資源が枯渇してくると、木地屋は新しい森林を探して移動しますが、ある一定の地域内で再生した林に100年程度の単位で回帰的な移動を繰り返した例も知られています。また、木地屋は移動を続けるばかりでなく、ブナ林の伐採地を利用して定着・帰農したり、スギやヒノキなどの林業に従事するなど様々でした。

本展示の統一的なテーマは、ブナ林の利用とその変遷ですが、轆轤製品(挽物)とそれに使用される樹種について、その特性に関する理解を深めるため、各地での実例をパネルを用いて紹介するほか、実物の材見本や製品を展示します。
ホームページ
http://www.rekihaku.ac.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒285-8502
千葉県佐倉市城内町117
交通案内
● 京成電鉄利用の場合:
京成上野駅から 京成佐倉駅(京成本線経由特急利用の場合 約55分)下車、バス約5分(一部直通バスあり) または 徒歩約15分

● JR線利用の場合:
東京駅から 総武本線 佐倉駅(快速利用の場合約60分)下車、バス約15分(一部直通バスあり)

● 自動車利用の場合:
東関東自動車道 四街道IC または 佐倉ICから 約15分
国道296号線沿い (無料大駐車場完備)
ホームページ
https://www.rekihaku.ac.jp/
会場問合せ先
ハローダイヤル ℡.03-5777-8600 (8時00分から22時00分まで)
千葉県佐倉市城内町117
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