タイトル等
特集陳列「法帖と帖学派」
会場
東京国立博物館
会期
2009-03-03~2009-04-26
休催日
月曜日(ただし月曜日が祝日または振替休日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
毎週金曜日は20:00まで開館。
観覧料
一般600(500)円,大学生400(300)円 ※ ( ) 内は20名以上の団体料金
※ 高校生以下,満70歳以上の方、障害者とその介護者各1名は無料。
概要
現在のような印刷技術のなかった古代の中国では、早くから拓本の技法が考案され、学書や鑑賞に供されてきました。拓本の文化を背景に、名筆を選んで木や石に刻し、これを製本したものが法帖で、多くの人々の書を集めたものを「集帖」、ひとりの人物の書を集めたものを「専帖」、ひとつの作品のみを収めたものを「単帖」といいます。
北宋の淳化3年(992)、太宗皇帝は宮中の所蔵品から歴代の名筆を選出・編修した法帖を刊行させました。これが勅撰になる最古の集帖『淳化閣帖』です。王羲之・王献之(二王)の行草書や、その流れを汲む書を収めた『淳化閣帖』は、後世に大きな影響を与えました。
明時代には著名な収蔵家が輩出し、収蔵品を誇示するかのように、家刻の法帖を刊行するようになり、その風潮は清時代に受け継がれます。宋時代から元・明・清時代にわたって、法帖は書を学ぶ者の基本テキストとして尊ばれてきました。中国書法史を彩る多くの書人は、二王とその流れを汲む書を収録する法帖によって書法を習得し、自らの書風を創り上げてきたのです。
このたびは、官刻や家刻のさまざまな法帖と、法帖を学んで一家を成した清時代の諸家の作例を展観します。台東区立書道博物館と同一のテーマで開催する共同企画は、今回が第6回。両館の展示を通して、古人の古典に対する様々な想いをご高覧ください。

行書祝寿詩軸 劉?筆 清時代・嘉慶元年(1796)
ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9
交通案内
■公共交通機関でお越しの方

JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分
台東区循環バス「東西めぐりん」で上野駅・上野公園バス停から乗車し、1つ目のバス停が東京国立博物館前(2分)。

(!) 展示をご覧になる方は正門からご入館ください。


■お車でお越しの方

首都高速道路 上野線 上野出口 5分

(!) 東京国立博物館には駐車場はありません。

車椅子でのご来館の場合は当館総務課までご相談ください。一般の方は駅周辺の駐車場をご利用ください。
ホームページ
https://www.tnm.jp
会場問合せ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都台東区上野公園13-9
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