タイトル等
ウィリアム・ド・モーガン 艶と色彩
―19世紀タイルアートの巨匠―
会場
パナソニック電工汐留ミュージアム
会期
2009-10-17~2009-12-20
休催日
月曜日[11月23日は開館]
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般500円(65歳以上400円)、大高生300円、中小生200円、障がい者手帳をご提示の方および付添者1名まで無料
(特別展期間中は別途料金を定めることがあります)
主催者
パナソニック電工 汐留ミュージアム
概要
ウィリアム・ド・モーガンは、19世紀後半のデザイン活動において、ウィリアム・モリスと並ぶ活躍をみせた芸術家のひとりです。1839年、ロンドンに生まれたド・モーガンは、大学で古典文学を学びますが、幼いころより抱き続けた美術への関心を断ち切れず、ロイヤル・アカデミーに入学して画家を志します。しかし時を置かずしてその道を断念し、ステンド・グラスの制作に興味を抱くことになりました。また、ほぼ同時期に出会ったモリスの影響から、アーツ・アンド・クラフツ運動に共感、以降、モリスが設立したモリス・マーシャル・フォークナー商会にステンド・グラスやタイルなどのデザインを提供するようになります。さらにド・モーガンはステンド・グラスの焼成中に光彩を発見、それがラスター彩と同じように輝いていたことから、陶においてラスター彩の再現を試み、このことを契機としてタイルを含めた陶器制作に本格的に取り組むようになりました。その後、1907年には体力の衰えと経営的な問題から陶器制作から身を引き、以降1917年に亡くなるまで小説家として活躍しましたが、彼の工房では、スタッフにより1911年までタイルの製造が続けられました。
ド・モーガンのタイルは、シンプルなものから始まり、植物や空想上の動物を大きくデフォルメし豊かな曲線で表現した線と、多彩な加飾を施したものへと進化していきます。彼の作品の特長とされるこれらのタイルは当時の中産階級に広く支持されました。
今回の展覧会では、ヴィクトリア朝の建築を華やかに彩ったタイルを中心に、壺や皿などウィリアム・ド・モーガンの作品を日本で初めて包括的にご紹介いたします。
ホームページ
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
展覧会問合せ先
Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒105-8301
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック電工ビル4階
交通案内
JR新橋駅「銀座口」より徒歩5分
東京メトロ銀座線新橋駅2番出口より徒歩3分
都営浅草線新橋駅改札より徒歩3分
都営大江戸線汐留駅「3・4番出口」より徒歩1分
ホームページ
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
会場問合せ先
NTTハローダイヤル 03-5777-8600
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック電工ビル4階
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