タイトル等
高梨豊 光のフィールドノート
会場
東京国立近代美術館
会期
2009-01-20~2009-03-08
休催日
月曜日
開催時間
10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)
(入館は閉館30分前まで)
観覧料
一般 850(600)円/大学生 450(250)円
*()内は20名以上の団体料金。
*高校生以下・18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。学生証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。
概要
高梨豊(たかなし ゆたか 1935年東京生まれ)は、1950年代末に写真家として出発して以来、コマーシャルやファッションの分野の第一線で活躍する一方、現代社会へのするどい洞察をはらんだ作品によって、同時代の写真表現をリードしてきました。とりわけ、その50年近いキャリアを通じて、高梨は、さまざまな方法論を駆使して「都市」という主題にとりくんできたことで知られます。

『カメラ毎日』1966年1月号の巻頭36ページを一挙につかって発表された〈東京人〉や、60年代末に中平卓馬、森山大道らとともに刊行した写真同人誌『PROVOKE』を舞台として、時代の先端を疾走、写真における表現の根拠を先鋭に問いつつ、のちに写真集『都市へ』へとまとめられていった作品群は、つづく「コンポラ写真」の世代にも大きな影響を及ぼし、今日の写真表現へ直接つながる大きな転換点における、エポックメイキングな仕事として記憶されています。

その後も、高梨は、大胆に方法論を転換しながら、『町』(1977)や『初國』(1993)といったきわめて完成度の高い写真集を世に問いつづけ、また近年では、美術家赤瀬川原平、秋山祐徳太子と結成した「ライカ同盟」の活動でも知られています。しかし意外にもこれまで、美術館での大規模な個展というかたちで、その仕事が紹介される機会はありませんでした。

高梨豊の個展としては過去最大規模のものとなる今回の展覧会は、都市をめぐる作品群を軸に、最初期の作品から、未発表の最新作まで、15のシリーズによって構成されます。一作ごとに、歩行の速度を変え、カメラを換え、方法論を転換しながら重ねられてきた作品群は、それ自体が重層的な構造を持つ「都市」として、展示空間に立ち現れるでしょう。
ホームページ
http://www.momat.go.jp
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒102-8322
東京都千代田区北の丸公園3-1
交通案内
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口 徒歩3分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園3-1
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