タイトル等
金氏徹平
溶け出す都市/空白の森
会場
横浜美術館
会期
2009-03-20~2009-05-25
休催日
毎週木曜日(祝日を除く)、木曜日に祝日開館した場合はその翌日。
開催時間
10時~18時 企画展開催中の金曜日は20時まで(入館は閉館の30分前)。
観覧料
一般1,000(900)円、大学・高校生700(600)円、中学生400(300)円、小学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*障害者手帳をお持ちの方と介護の方1名無料
主催者
横浜美術館[横浜市芸術文化振興財団・相鉄エージェンシー・三菱地所ビルマネジメント 共同事業体]
概要
近年、大きな注目を集める若手アーティスト金氏徹平(かねうじ・てっぺい)の初めての大規模な個展を開催します。
氷の柱のように、白い樹脂が今にも滴り落ちそうな「彫刻」、壁一面に延びる白地図の線が架空の大陸を生み出す「絵画」など、金氏徹平の作品は、不動のものと動きあるものの境界や、実体のあるものとないものとの間の境界を覆してみせ、視覚的な謎掛けを挑んできます。
金氏徹平の作品は、コラージュやブリコラージュと呼ばれる「貼りつけ」や「寄せ集め」の手法により生み出されます。「見たことがあるようでいて、何だかわからないものをつくりたい」と語る金氏は、雑誌の切り抜きやプラスティック製品、木材などの身近な素材を使いながら、クリームのように流れ出しそうな彫刻、新種の生物の骨格標本のようなインスタレーションなど、未知のかたちを作り上げていきます。これらの作品は、私たちに、子どもの頃夢中になった遊びに似た快感と、複雑に合体したイメージが喚起する知的な連想とが同居する、心地よい刺激を与えてくれることでしょう。
この展覧会は、作家初の試みとなるアニメーションによる大型のビデオ・インスタレーションや、10m以上におよぶ巨大インスタレーションを核に、新作を中心とした約120点で構成されます。真っ白な空間から始まり、極彩色のモノがあふれる世界へ帰結するという全体構成のもと、生命力に満ちた都市や森に踏み込んだかのようなダイナミックな展示空間が創出されます。会期中にはパフォーマンスをはじめとする多彩なイベントも催され、それらを通じて、豊かな色と形が音楽的なリズムを生み出す金氏徹平の作品世界を体感して頂ければ幸いです。
ホームページ
http://www.yaf.or.jp/yma/
展覧会問合せ先
045-221-0300
会場住所
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
交通案内
1. 電車
みなとみらい線 (東急東横線直通) 「みなとみらい」駅 <3番出口>から、マークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由 徒歩3分、または<マークイズ連絡口>(10時~)から徒歩5分。
JR (京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から<動く歩道>を利用、徒歩10分。

2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。

3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。
横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。
いずれも3~5分 (首都高「みなとみらい出入口」も利用できます)。

4. 自転車・自動二輪車
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪場がございません。周辺の有料駐輪場をご利用ください。
ホームページ
https://www.yaf.or.jp/yma/
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
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