タイトル等
墨のモノトーン展
―鹿児島市立美術館所蔵の書―
会場
鹿児島市立美術館
会期
2008-12-23~2009-02-08
休催日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/1)
開催時間
午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般200円、高大生150円、小中生100円
いずれも常設展と共通
概要
西郷隆盛「敬天愛人」、大久保利通「為政清明」をはじめ、島津斉彬、高崎正風らの手による当館が誇る書を中心に、墨彩による画など20数点をモノトーンの作品として公開します。
モノトーンとは、本来は単調、一本調子という意味です。美術では、単色、あるいは同系の色で表現された色調のことを意味します。中でも白と黒、すなわち無彩色によるモノトーンを組成する要素には、明度しかなく、彩度と色相は存在しません。それだけに、画面の構成や強弱、動静、調子などがはっきりと表れ、それらが作品の良否を左右する決定的な要素として働きます。
ことに書や水墨画は、西洋絵画の技法として発達してきたドライポイントやエッチングなどの版画、木炭による絵画などにはない、白い和紙と漆黒の墨が水を媒体として大胆かつ繊細に無限の表現を見せ、現実にはない風や音など、みる者が想像して初めて感じとることができる格調高い風合いを醸し出したりします。
今回、これまで展示の機会が比較的少なかった書を多数展示します。敢えて美術作品としての美しさに着目していただき、最小の色で無限の世界を造り上げた「刹那の妙」に心を遊ばせていただければ幸いです。
ホームページ
http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/
展覧会問合せ先
Tel 099-224-3400
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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