タイトル等
陶磁の東西交流
―景徳鎮・柿右衛門・古伊万里からデルフト・マイセン―
会場
出光美術館
会期
2008-11-01~2008-12-23
休催日
毎週月曜日※ただし11月3日、11月24日は開館します。
開催時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで)
観覧料
一般1,000円/高・大生700円(団体20名以上各200円引)
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
主催者
出光美術館、産経新聞社
概要
15世紀後半期は、ヨーロッパ勢力にとっての“地理上の発見”の時代と言われていますが、16世紀にはいると、彼らの東洋への進出が本格化します。その時彼らが香辛料とともに東洋に求めたものは、優れた中国・景徳鎮の磁器でした。やがて17~18世紀になると、日本の肥前地方に華やかに開花した柿右衛門・古伊万里の磁器芸術も、強い憧れをもってヨーロッパの王侯・貴族に受け入れられ、その宮殿や生活文化を彩りました。
17世紀に主として東西の世界を結んだのは、オランダ東インド会社でした。彼らを介してヨーロッパにもたらされた東洋の陶磁器は、ヨーロッパの陶芸に強い刺激を与えました。18世紀にようやく始まるヨーロッパ磁器は、熱心に東洋陶磁を写すことを通じて成長したのです。一方、肥前磁器もヨーロッパからの注文に応えることを通じて技術を養い、需要に応えることによって産業としても発展してゆきました。これはまさに陶磁器による東西交流と言えるでしょう。
本展では、17~18世紀を中心に花開いた陶磁の東西交流を、中国・景徳鎮をふくむ東洋の磁器と、それらを熱心に写し、学んだヨーロッパの陶磁器との比較展示でご紹介します。交流史上の数々のエピソードを交えて鑑賞していただきながら、交流を進めた人々の熱意や、時として生じるほほえましい“誤解”、陶工や商人たちのたくましい営みなどを楽しく感じ取っていただけたら幸いです。
ホームページ
http://www.idemitsu.co.jp/museum
展覧会問合せ先
03-5777-8600
会場住所
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
交通案内
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東京メトロ有楽町線「有楽町」駅/都営三田線「日比谷」駅 B3出口より徒歩3分
東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅
有楽町線方面 地下連絡通路経由 B3出口より徒歩3分
ホームページ
http://idemitsu-museum.or.jp/
会場問合せ先
ハローダイヤル 03・5777・8600(展覧会案内)
東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
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