タイトル等
生誕100年 川喜多かしこ展
Madame Kawakita, Her Life and Films
会場
東京国立近代美術館フィルムセンター
会期
2008-07-25~2008-12-26
休催日
月曜日、9月29日(月)~10月6日(月)
開催時間
11:00am-6:30pm(入場は6:00pmまで)

観覧料
一般200円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下および18歳未満・障害者(付添者は原則1名まで)は無料
*料金は常設の「展覧会 映画遺産」の入場料を含みます。
主催者
東京国立近代美術館フィルムセンター、川喜多記念映画文化財団
概要
日本人ほど、欧米の外にありながら長きにわたってヨーロッパ諸国の映画に親しんできた国民も少ないでしょう。それを支えたのはさまざまな外国映画の輸入・配給会社ですが、中でも比類ない地位を占めたのが、1928年に設立された東和商事映画部(のちに東和映画・東和、現在の東宝東和)です。映画を「商品」である以上に「芸術作品」として日本の観客に届けようとした東和の業績は、企業としての任務を超えて、日本の映画文化そのものの向上に貢献しました。

この2008年は、夫である社長・川喜多長政とともに長く東和を率いた、川喜多かしこ(1908~1993)の生誕百年の節目にあたります。紫の着物でカンヌやヴェネチアなど世界の映画祭をめぐり、世界のそうそうたる映画人から崇敬された“マダム・カワキタ”は、世界と日本を映画で結びつけた、いわば日本の“映画大使”とも言える存在でしょう。外国映画の輸入だけでなく、日本映画の海外への紹介にも積極的に取り組んだ川喜多かしこは、また、映画文化を振興する専門機関の必要性を説き、東京国立近代美術館フィルムセンターや川喜多記念映画文化財団の設立にも貢献しました。

この機会にフィルムセンターは、川喜多記念映画文化財団との共催により、同財団の所蔵する写真・ポスターやさまざまな遺品を中心にその功績を振り返る展覧会を開催し、日本でも先駆的なこの女性映画人の華やかな人生に迫ります。
ホームページ
http://www.momat.go.jp/
展覧会問合せ先
ハローダイヤル 03-5777-8600
会場住所
〒104-0031
東京都中央区京橋3-7-6
交通案内
東京メトロ 銀座線 京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ 徒歩1分
都営地下鉄 浅草線 宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ 徒歩1分
東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅下車、出口7より 徒歩5分
JR東京駅下車、八重洲南口より 徒歩10分
ホームページ
http://www.momat.go.jp/fc.html
会場問合せ先
ハローダイアル 03-5777-8600
東京都中央区京橋3-7-6
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