タイトル等
仮名と墨蹟
-文字は、芸術になる。-
会場
サンリツ服部美術館
会期
2008-09-27~2008-12-02
休催日
祝日をのぞく月曜日・10月27日
開催時間
午前9時~午後5時
観覧料
大人800(700)円 小中学生400(350)円
※()内は団体20名様以上の場合
概要
中国で生まれ、我が国にもたらされた漢字は、日本文化に大きな影響を与えつつ、やがて日本人の感性にあった仮名を生みました。仮名は、その発展の過程で草書化が進み、平安中期の国風文化の最盛期には、高野切のようい流麗典雅な仮名美の最高峰とされる名筆へと昇華され、同時に多様な仮名の表現が生み出されました。
鎌倉時代、新たなる武家文化の到来とともに、華麗な仮名の表現は影を潜めますが、かわって、中国の宋・元時代の禅僧の墨蹟がもたらされ、謹厳なる漢字の文化が隆盛を見ます。禅僧の墨蹟は、後に茶の湯と結びつき、床の掛物として高く評価されるようになりました。
本展では、前後期にわたって、サンリツ服部美術館所蔵の仮名と墨蹟の名筆約50点を展示いたします。仮名には、高野切・伊代切・継色紙・寸松庵色紙・本阿弥切・香色紙などの平安時代の優品が多く、墨蹟も中国・宋元時代の名だたる禅僧の書を含み、まさに仮名と墨蹟の粋をご覧いただけます。また、この度は、2点の初公開作品とともに、196葉の歴代名家の書をおさめた手鑑『草根集』も、初の前面公開となりますので、ぜひこの機会に、多様な書の表現の魅力をじっくりと味わっていただけますよと幸いでございます。長い時を経てなおいき続ける文字の芸術、書の魅力を心ゆくまでお楽しみください。
ホームページ
http://shinshu-online.ne.jp/museum/sanritsu/
展覧会問合せ先
TEL:(0266)57-3311/FAX:(0266)53-4458
会場住所
〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
交通案内
◎中央自動車道 諏訪インターより 車で15分 (7.5km)

◎長野自動車道 岡谷インターより 車で20分 (9.0km)

◎JR中央本線 上諏訪駅より 徒歩で15分 (1.3km)
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
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