Ⅰ朝鮮王朝時代の女性の生活と美 5月20日(火)~7月6日(日)
Ⅱ朝鮮王朝時代の文人の生活 7月8日(火)~8月24日(日)
朝鮮王朝時代(1392~1910)における男性と女性の服飾や生活にまつわる道具類を、2回に分けて展示いたします。この時代には男性・女性の服飾とも、厳格な身分制度により形や色彩が厳しく定められていました。Ⅰでは上流階級の女性が身につけた上衣(チョゴリ)や唐衣(タンウィ)などの衣服をはじめ、愛らしい刺繍の巾着(チュモニ)、華角尺、飯床器(パンサンギ)など生活に密着した品々を陳列いたします。
Ⅱでは文人の生活をテーマに、黒笠(フンニプ)や胸背(ヒュンベ)という階級章を付けた団領(ダルリョン)などの服飾品、煙管や煙草入といった身のまわり品なども展示します。また、子供用の可愛らしい縞模様のセクトン・チョゴリや足袋(ポソン)がひときわ目を引きます。