豊科近代美術館では、この夏、特別展「美術館でおしゃべりしよっ!」を開催します。
「対話型鑑賞」とは、従来の「鑑賞」方法とは異なり、作品そのものから得た感想をお互いに話し合う中で理解を深めるという方法です。この方法は、作家性・美術史・社会情勢といったものに囚われませんので、だれでも気軽に参加でき、美術に親しめる鑑賞方法として世界中で推進されています。
土偶・葛飾北斎・荻原守衛・青木繁・高田博厚・東山魁夷・池田満寿夫・草間弥生・・この展覧会に出品されるのは、長野県内の美術館に収蔵される作品です。
美術は難しいものではありません。何が描かれているのか自問自答してみると、日ごろ通り過ぎてしまう作品の中にも新しい発見があるかもしれません。会期中、来館者同士が意見交換できるギャラリートークも行います。美術館で出会った人たちと作品を鑑賞し、共に語り合う対話型鑑賞をしてみませんか