タイトル等
サイクルとリサイクル-めぐり、めぐりめぐる形とイメージ
めぐり、めぐりめぐる形とイメージ
会場
愛知県美術館
会期
2007-09-07~2007-11-04
休催日
毎週月曜日(ただし、9月17日と24日、10月8日は開館、翌日9月18日と25日、10月9日が休館)
開催時間
10:00~18:00金曜日は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
観覧料
一般1,000(800)円、高大生700(500)円、中学生以下無料 ()内は20名以上の団体
主催者
愛知県美術館、日本経済新聞社、財団法人自治総合センター
概要
我々は、太陽の軌道や季節をはじめ、自然の中にさまざまなサイクル(循環や周期)を認めます。また、心臓の鼓動(パルス)に、さらには親族の顔かたちの相似性にさえも。そのサイクルがサイクルとして動いていることを再確認することで、我々は安心して生活できます。
一方、現代の「リサイクル(再循環)」は、地球をエコロジーの観点で有限な資源環境とみなした上で、作られた製品をできる限り廃棄せず、再利用して、資源の無駄使いを避ける考え方と技術、さらにはその行動を示します。その「リサイクル」の実践はもはや日々のスタンダードになりつつあります。
自然の中にサイクル(循環)を認めてその規則性に安心していた地点から、そのサイクルが次第に失われつつあるのでは、という危機感の中で、積極的な行動を呼びかける「リサイクル」へのステップはとても大きいものがあります。
同じような変化が、美術の鑑賞に際しても起こっています。
現代の作品の多くが見るものに強く働きかけて行動と発見を促します。作品の中に、光と影、現在と過去、オリジナルとコピー、テキストとイメージといったさまざまな対の関係を読み取ることができます。鑑賞者はその対の関係の中に揺れ動きます。
したがって、この展覧会では、ものをそのまま作品の中に再利用して作る「リサイクル」的作品を展示するとともに、本来の意味での「リサイクル(再循環)」を現代のさまざまな造形表現の中に探し求めて提示します。9人の現代作家の約50点の作品で、環境の問題に限定することなく、より発展的に、造形に見る「循環」の関係から、我々自身の生活や考え方にも存在する「循環」、つまり、めぐること、そして、めぐりめぐることに思いをはせる展覧会とします。
ホームページ
http://www.aac.pref.aichi.jp/
展覧会問合せ先
TEL:052-971-5516
会場住所
〒461-8525
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
交通案内
地下鉄東山線、名城線栄駅、名鉄瀬戸線栄町駅下車、オアシス21連絡通路経由徒歩3分
ホームページ
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
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