タイトル等
新春特集陳列 仏師 清水隆慶
―老いらくのてんごう―
会場
京都国立博物館
会期
2008-01-02~2008-03-30
休催日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
開催時間
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
特別展覧会期間中は9:30~18:00、金曜日は20:00まで開館
観覧料
一般500(400)円 大学・高校生250(200)円 中学・小学生無料
*( )は団体20名以上
中学生以下の方をお連れの場合、観覧料の割引があります。
概要
みなさんは仏師というと、どの時代の誰を思い浮かべますか。多くの人は飛鳥時代の止利仏師、平安時代の定朝、鎌倉時代の運慶や快慶といったところを、まずは最初に思い浮かべるのではないでしょうか。それは、仏像を専門とする研究者にしても同様で、近世の仏師については、これまであまり研究が行なわれてきませんでした。ところが近年になって、江戸時代の仏師や彼らが製作した仏像などにも次第に注目が集まってきています。
今回特集する清水隆慶も、江戸時代に京都で活躍した仏師で、四代まで続きました。今回はそのうち、麟岡(りんこう)と名乗った初代(一六五九~一七三二)と、毘首門亭(びしゅもんてい)を名乗った二代(一七二九~九五)の作品を展示します。といっても仏像ではなく、仏師の余技ともいうべき風俗人形の類が中心です。初代隆慶自身は、これらを「老いらくのてんごう(老人のいたずら)」と称しました。仏像造りに使う技能を世俗的なものに使ってしまった、という照れからでしょうか。しかし、さまざまな造形上の約束事がある仏像にくらべると、これら人形類は、自由な発想でのびのびと製作され、巧みな彫技が遺憾なく発揮されています。江戸時代の京仏師のてんごうぶりを、じっくりとご覧ください。
ホームページ
http://www.kyohaku.go.jp/
展覧会問合せ先
075-525-2473(陳列案内) 075-541-1151(代表)
会場住所
〒605-0931
京都府京都市東山区茶屋町527
交通案内
[公共交通機関でおこしの方]

JRをご利用の場合
JR京都駅下車、市バス京都駅前 D1のりばから100号、D2のりばから206・208号系統にて 博物館・三十三間堂前下車、徒歩すぐ
JR京都駅下車、JR奈良線にて東福寺駅下車、京阪電車にて七条駅下車、徒歩7分

近鉄をご利用の場合
丹波橋駅下車、京阪電車丹波橋駅から七条駅下車、徒歩7分

京阪電車をご利用の場合
七条駅下車、東へ徒歩7分

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河原町駅下車、京阪電車 祇園四条駅から大阪方面行きにて七条駅下車、東へ徒歩7分
又は、河原町駅下車、四条河原町から市バス207号系統にて東山七条下車、徒歩3分

市バスをご利用の場合
京都駅前市バス D1のりばから100号、D2のりばから206・208号系統にて
博物館・三十三間堂前下車、徒歩すぐ

プリンセスラインバスをご利用の場合
京都駅八条口のりばから11・12号系統にて東山七条下車、徒歩1分
四条河原町から16・18号系統にて国立博物館前下車、徒歩1分
ホームページ
https://www.kyohaku.go.jp/
京都府京都市東山区茶屋町527
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