「小磯良平大賞展」は、小磯良平の業績を称えるとともに、美術界の一層の発展を願って、1992年に創設された全国規模の公募展です。当初はビエンナーレとしてスタートし、第8回展となる今回からトリエンナーレになりました。新たに40歳未満の作家を対象とする新人賞を設けたこともあって、前回を上回る732人から計1,084点の応募があり、この中から厳選された大賞1点、優秀賞1点、新人賞1点、佳作賞4点、入選51点の計58点を展示します(展示室2・3)。
同時に「小磯良平作品選Ⅲ-油彩・素描・版画-」として、本館で収蔵する小磯良平の作品を展示します(展示室1)。