タイトル等
gallerism2007
関西美的解体新書
会場
大阪府立現代美術センター
会期
2007-10-29~2007-11-10
休催日
日曜日
開催時間
10時~18時 土曜・祝日・最終日は16:00まで
観覧料
無料
主催者
gallerism2007実行委員会
概要
オランダの医学書「ターヘル・アナトミア」を手にした前野良沢が、実際に腑分けに立ち会って、その真実を確認したときの驚きは、相当なものであったに違いありません。そのことが、オランダ語の辞書も無い当時に、困難を極めた翻訳への強い動機付けになり、四年もの歳月をかけて、「解体新書」として結実しました。真実の追究こそが、そのテーマでした。 現代美術には、多種多様の表現があり、どれが真実だというものはありません。科学における真実の追究とは一線を画しますが、しかしながら、それぞれの美術家が、新しい表現を発見し検証してゆく動機付けには、科学における真実の追究と同様の構図が、読み取れます。 京都・大阪・奈良・神戸の現代美術を扱う画廊が集まって開催する gallerism展が、第4回を迎えました。今回私たちは、展覧会に「 関西美的解体新書 」というサブタイトルをつけました。それは、美術家と画廊が一緒になって、新しい表現を切り開くさまを比喩している一方、「解体新書」に込められた変革への挑戦を、私たちの問題として取り込んでいきたいという願いが込められています。翻訳が、出版を通じてはじめて社会的効力を持つのと同様に、美術における新しい表現は、画廊という舞台を経て世に放たれます。そのダイナミズムを、この展覧会で、少しでも感じ取っていただければ幸いです。
ホームページ
http://www.osaka-art.jp/
会場住所
〒540-0008
大阪府大阪市中央区大手前3-1-43 大阪府新別館北館・南館
交通案内
大阪地下鉄谷町線・中央線「谷町4丁目」駅下車、1A出口方向へ徒歩3分 京阪「天満橋」駅下車、東出口から谷町筋を南へ徒歩約12分
大阪府大阪市中央区大手前3-1-43 大阪府新別館北館・南館
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