タイトル等
わくわく!化石大集合
会場
福島県立博物館
会期
2007-10-06~2007-11-25
休催日
毎週月曜日(10月8日[月]は開館、10月9日[火]は休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般・大学生500(400)円 高校生300(240)円 小中学生200(160)円
( )内は20名以上の団体料金
概要
今から300万年前頃の時期は、地質時代で新第三紀鮮新世と呼ばれています。この時代の後半には、南北アメリカ大陸をつなぐパナマ地域が陸地となり、太平洋と大西洋の海流が隔てられて、北極の氷河(氷床)が大規模に広がるなど、地球規模の大きな環境変化が起こったとされています。そしてこの頃、日本列島では山脈の姿がはっきりとしてきて、現在の地形の骨組みができつつありました。陸上火山活動も盛んに起こっていました。

福島県内の浜通り地方には、クジラなど海に住む哺乳類や貝などの化石、また、会津地方には当時の森林のようすを示す植物化石など、この時代の海や陸地のようすを示す自然史記録がいくつも残されています。また、最近、浜通りからは、アシカやアザラシなど鰭脚類の化石もたくさん見つかっています。特に、この時代のゾウのキバの化石は、県内では初めての発見です。

この企画展では、これらの化石や岩石などの資料に基づいて、鮮新世のふくしまの自然のようすをご紹介したいと思います。

<展示構成>
イントロダクション―鮮新世とは?
Ⅰ海のようすと海の生き物
1.鮮新世の海の哺乳類
(1)クジラとイルカ
(2)アシカやオットセイたち
2.貝化石が語る鮮新世の海の環境
(1)鮮新世の貝化石と海の古気候
(2)浜通り地方の貝化石と海の古気候

Ⅱ森のようすと陸の古気候
(1)陸の哺乳類化石
(2)陸上火山の噴火
(3)植物化石と陸の古気候

<第2部>
みる・さわる 世界の化石
世界の化石を集めた第2部。古生代の三葉虫、中生代のアンモナイトや恐竜の骨、新生代のゾウの化石など、過去5億年以上にわたる生物の歴史を語る証拠品をご紹介します。日本では見つからないめずらしい化石もたくさん!化石にさわれるコーナーもあります!
みんなで見に来て、さわりに来てね!
ホームページ
http://www.general-museum.fks.ed.jp/
会場住所
〒965-0807
福島県会津若松市城東町1-25
交通案内
JR会津若松駅より約3km
市内循環バス1コースにて県立病院前下車 徒歩5分
鶴ヶ城経由飯盛山行きにて県立博物館前下車 徒歩1分
まちなか周遊バス「ハイカラさん」にて鶴ヶ城三の丸口下車すぐ
福島県会津若松市城東町1-25
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