タイトル等
松田権六・山崎覚太郎・高橋節郎展
会場
安曇野髙橋節郎記念美術館
会期
2007-07-18~2007-08-26
休催日
毎週月曜日
観覧料
一般600円(500円)、高校・大学生400円(300円)、中学生以下・70歳以上無料
( )内は20名以上団体割引
主催者
安曇野高橋節郎記念美術館、安曇野市教育委員会
概要
美術館では、4月19日に逝去された高橋節郎氏の追悼企画展を行います。
現代的な感覚を持ち、絵画的で芸術性豊かな独自の漆芸術の世界を創出し続けた高橋節郎(1914-2007)。生涯の友・漆との出会いは、東京美術学校(現東京藝術大学)に入学し工芸科漆工部に進んだ時でしたが、それは同時に、同部で指導者を務めていた偉大なる先達、松田権六・山崎覚太郎との出会いの瞬間でもありました。
松田権六(1896-1986)は、伝統を引き継ぎつつも蒔絵の現代化にも取り組み、高い技術力で漆の特質を活かし切った、華麗にして堅牢、格調高い作品を制作しました。伝統工芸技術の伝承と発展を図り、文化財や古典作品の研究や修復にも尽力、多くの後継者を育てるなど、漆工芸界に与えた影響・功績は多大でした。
山崎覚太郎(1899-1984)は、当時開発が進んでいた色漆を多用し、主に動物をテーマに、彩り豊かで明るい作風の平面作品を多く発表しました。工芸の現代化や美術界における地位確立のために精力的に活動し、新しい美術団体を組織して、作家の自由な発想や美的表現を第一義とする工芸美術の分野の開拓・発展を促す旗手となりました。

今展では、伝統と革新という両輪を支え牽引し、ともに漆芸界の発展に寄与し続けた松田・山崎両氏と、二人の巨匠の教えに大きな影響を受けて芸術家としての一歩を歩みだし、生涯を漆芸の道に捧げた高橋の作品を一堂に展示し、漆の可能性の探求と独自の美の世界を創造することにかけた活動の姿を、作品を通してご紹介します。
皆さまのご来場をお待ちしております。
ホームページ
http://www.city.azumino.nagano.jp/setsuro_muse/
展覧会問合せ先
TEL:0263-81-3030 FAX:0263-82-0551
会場住所
〒399-8302
長野県安曇野市穂高北穂高408-1
交通案内
▶ 車の場合
長野自動車道 安曇野I.Cより 15分。

安曇野I.Cを降り、北進。「安曇野スイス村」を右手に過ぎ、1つ目の交差点(「重柳」の交差点)を右折し、安曇野アートラインを更に北進。右手に見える「大王わさび農場」、「安曇野ランド」を過ぎ、さらに進む。「安曇橋南」の交差点を直進し、2kmほど進み「安曇野髙橋節郎記念美術館」の案内板を左折。
水田の中の道を西へ直進し、つきあたりを左折し、南へ進むと左側に美術館があります。

駐車場:普通車50台、大型車3台、無料

▶ 電車の場合
1. 新宿から JR中央東線・特急あずさで松本まで約2時間半。
松本から JR大糸線 穂高駅まで約30分。
穂高駅から タクシー10分、レンタサイクル20分。
次の有明駅からは 徒歩25分

2. 名古屋から JR中央西線・特急しなので松本まで約2時間。
松本からは 1) と同じ。

3. 金沢から 北陸新幹線で長野まで約1時間10分。
長野から JR篠ノ井線 明科駅まで約1時間。
明科駅から タクシー15分。
ホームページ
http://azumino-bunka.com/facility/setsuro-museum/
長野県安曇野市穂高北穂高408-1
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