タイトル等
文承根+八木正 1973-83の仕事
会場
京都国立近代美術館
会期
2007-08-07~2007-09-17
休催日
毎週月曜日
観覧料
一般420(210)円 大学生130(70)円 高校生70(40)円 中学生以下無料
主催者
京都国立近代美術館、千葉市美術館
概要
京都を拠点に活動し、1980年代初頭に惜しまれながら逝去した二人の美術家、文承根(ムン・スングン1947-82)と八木正(やぎ・ただし1956-83)が残した作品についての展覧会を開催します。本展は京都国立近代美術館と千葉市美術館の所蔵品のみで構成されるものであり、文承根と八木正の作品を網羅する回顧展ではありません。そしてこの展覧会は、4半世紀前に世を去った二人の俊才について二つの美術館が続けてきた日常業務と作品研究の中間報告を兼ねた、小規模な所蔵作品展という性格を持っています。
文承根と八木正とには、京都を活動拠点としていたこと、1970年代後半から80年代初頭の活動時期が重なること、他の作家との直接的な関係においての制作ではなく、自らの関心と課題とを試行錯誤において独自に発見していった作家であること、こうした共通項を見出すことができます。しかしこの展覧会は、彼らの作品に強引な共時性を、あるいは同時代の動向との直接的な連続性を見出そうとするものではありません。ただ、いまも輝きを失わない彼らの作品を保存し記録し、記憶に残し、その作品を多面的に研究することは、70年代、80年代の日本の現代美術を再考する上で少なくない意味を持つと確信しています。
文承根と八木正の作品の一部は、それぞれのご遺族と関係者の長年の努力により今日まで保存されてきました。京都国立近代美術館は文承根のご遺族からの相談を受け、過去5年間作品の保管と国内の主要美術館への作品情報の提供に協力してきました。千葉市美術館は、残された八木正の作品を積極的に保管し、展示可能な状態を保つため作品修復の努力を続けてきました。この展覧会は、その才能を惜しまれながら世を去った二人の美術家の作品を記録に残し、将来の研究のための原資料として保存してきた二つの美術館の日常的な努力と研究の蓄積を公表するものでもあり、二つの美術館のコレクションを集合させた、きわめて小規模でささやかな展覧会なのです。
ホームページ
http://www.momak.go.jp/
展覧会問合せ先
代表:Tel.075-761-4111 テレホンサービス:Tel.075-761-9900
会場住所
〒606-8344
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
交通案内
□JR~バスをご利用の方
■JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■JR・近鉄京都駅前(D1のりば)から
市バス100番(急行) 銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□阪急電鉄・京阪電鉄~バスをご利用の方
■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪祇園四条駅から
市バス46番 平安神宮行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□市バス他系統ご利用の方
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約10分

□地下鉄ご利用の方
地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩約10分


□お車でお越しになる方
当館には、一般のお客様にご利用いただける駐車場がございません。
近隣の有料駐車場施設のご利用をお願いいたします。

有料入館者は、駐車券を持参いただくと駐車場の割引(1台1名)が受けられます。ご来館の際、1F受付に駐車券をお持ちください。
※割引は合計より200円引きとなります。
ホームページ
https://www.momak.go.jp/
会場問合せ先
京都国立近代美術館:Tel.075-761-4111
テレホンサービス(展覧会のご案内):Tel.075-761-9900
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
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