平成17年度には収蔵品展「江戸・明治のなごりをたずねて-特に宿名主資料を中心に-」を開催し、いわば町場における名主クラスの暮らしぶりや役割などを展示した。今回は近世から近代における農村部の暮らしぶりや村落においての役割、また農村の信仰について、区内徳丸に所在する粕谷尹久子家の資料を中心に展示する。
なお、粕谷尹久子家の住宅は江戸後期の建築物であり、区の文化財指定を受けている。また同家に伝わった文書(郷土資料館所蔵)は、明治期を中心にした文書群であり、区の文化財登録をうけている。これらの資料群を区民に周知する目的もある。
展示内容
1)絵図から見る徳丸村
2)徳丸村の歴史(古文書類)
3)茅葺の家-粕谷尹久子住宅-(パネル展示)
4)御札(農村の信仰)
※今後展示内容を変更する可能性もある