公益信託大木記念美術家助成基金は、県内の美術発展に著しい功績があった、故大木精之助氏及び、故木十九造氏の遺志を継ぎ、山梨県出身、または山梨県内に居住、もしくは活動の場を有する新進美術家の育成と芸術の普及向上に寄与することを目的として、平成4年に設立されました。
平成14年からは、その成果発表展を美術館で開催しています。
平成18年度の助成者は、山梨県都留市在住の画家、八代美紀です。
組み合わせた手や足先を大きく精妙に描いた作品からは、モデルとなった身近な人々に対する、作家の温かなまなざしを見てとることができます。