「これはなに?漫画?写真?ダンボール?」
・・・美術館で、画廊で、そんなふうに思ったことはありませんか?
ばかばかしくて笑ってしまったり、おもしろいと思ったりした作品はありますか?
逆に心地よいと感じたものはありますか?
何か気になった1点がありますか? ずうっと眺めていると、そこに何かを感じてきませんか?
色や形を見ているうちに、ふとよみがえった記憶はありませんか?
別のものや質感などを連想しませんでしたか?
まずは足を止めて、作品を眺めてみましょう。それが現代美術を楽しむための第一歩です。
そして、作品から何かを感じてみましょう。想像力をたくましくしてみてください。
それまでとは違う表現方法でメッセージを伝えようとしたり、新しい感覚やひらめき、発想の転換を呼び起こそうとしたり、
「これはなに?!」と悩ませたり、意地悪したり・・・それが現代美術なのです。
今回の展示は「脳を刺激する現代版画」とサブタイトルをつけています。
日常を忘れて現代版画をじっくりのぞき込み、脳を活性化させてみてはいかがでしょうか。