タイトル等
「ロマノフ王朝と近代日本」展
版画と写真でたどる日露交流-ロシア国立図書館所蔵品より-
会場
北海道立函館美術館
会期
2007-03-22~2007-04-05
休催日
月曜日
開催時間
9:30~17:00(入場は16:30まで)
観覧料
一般600(450)円 高大生300(250)円 小中生200(150)円
( )は前売及び10名以上の団体料金
ミュージアム・コレクションとの同時観覧の場合
一般700円 高大生340円
会期中の土曜・日曜は小中学生の観覧無料
主催者
函館市・北海道立函館美術館
読売新聞東京本社・美術館連絡協議会
概要
日本(函館)とロシア-輝きと陰影に富んだ交流の歴史!
ロシアと日本の交流は、カムチャツカ半島に漂着した大阪商人伝兵衛が、18世紀初頭にピョートル大帝の命により、ロシア初の日本語教師に任じられた時から始まります。やがて1855年には日露通好条約で外交関係が樹立され、1858年の日露修好通商条約締結以降に、日露両国の本格的な交流が始まりました。

ロシア国立図書館秘蔵のコレクション!
日露修好150周年を記念して開催される本展は、世界五大図書館のひとつとして知られるサンクトペテルブルクロシア国立図書館が所蔵する膨大なコレクションの中から、17世紀から20世紀初頭にかけての日本とロシアの交流の歴史を物語る版画、書籍、地図、写真など約300点の豊富な作品や資料を選りすぐって紹介するものです。歴史的価値はもちろんのこと、文化的、芸術的にもきわめて重要で興味深い作品や資料の数々をご覧下さい。

函館ゆかりの作品も!
函館(箱館)とロシアの交流は、1793年のロシア使節ラクスマンの来航に始まり、その歴史は210年以上におよびます。1811年のゴロヴニン事件の解決に高田屋嘉兵衛が尽力するといった出来事があり、開港後は、日本初のロシア領事館やハリストス正教会が開設されました。1861年には読教者のイワン・マホフが日本の子供のためにロシア語の入門書「ろしやのいろは」を作成しました。
明治以降は、函館を拠点とする露領漁港の隆盛があり、ロシア革命後は白系ロシア人が流入するなど、ロシアゆかりの街として発展してきました。
本展では、開港前後の箱館風景を描いたリトグラフが展示される他、特別展示として、市立函館博物館・函館市中央図書館所蔵の日露交流関連資料「ろしやのいろは-函館市指定文化財-」他を紹介します。さらに、日魯漁業の重役であった高井義喜久氏によって1932年に函館にもたらされた、19世紀ロシア絵画の巨匠スーリコフの油彩画「女子修道院を訪れる皇女」も展示される貴重な機会となっています。
ホームページ
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hbj
展覧会問合せ先
函館美術館 Tel.0138-56-6311
会場住所
〒040-0001
北海道函館市五稜郭町37-6
交通案内
市電
「函館駅前」から 湯の川方面乗車
「五稜郭公園前」下車 徒歩7分

バス
「函館駅前」から 函館バス5-1、6-2、50、59、60、105系統、106ループ27、130系統乗車
「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分

タクシー
JR函館駅より 約10分
函館空港より 約20分

※当館ご利用の方は駐車場料金が2時間まで無料になります。
ホームページ
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/hbj
北海道函館市五稜郭町37-6
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