タイトル等
ヒロシマ
会場
土門拳記念館
会期
2007-06-19~2007-09-24
休催日
4月~11月は休まず開館します。
開催時間
9:00~16:30
観覧料
一般420円(20名以上360円)
概要
昭和32(1957)年、原爆投下から12年を経て、生まれて初めて広島の地を踏んだ土門拳は、その実態をまのあたりにし、あらためて原爆被害の深刻さに衝撃を受けました。グラフ取材という仕事の一つとして向かったのでしたが、行ってみて、驚き、これはいけないと、狼狽しました。「ヒロシマを忘れていたというより、実は初めから何も知ってはいなかったのだ。」と気づいたのです。
カメラを手にする人間としての使命感に強く駆られ、憑かれたように広島に通い詰めた土門は、原爆病院の患者たちをはじめ、被爆者たちの悲惨な日々、陰険執拗な「魔の爪跡」を約7,800コマのフィルムに記録しています。
十三年を経ていまだ原爆症と日々闘う人々、町は復興しつつあっても身体や心に残る消えることのない傷、原爆がもたらした憎悪と失意…。土門は広島の現実の姿に真正面から向き合い、写真を撮り、文章を書くかたちで、決して過去の出来事ではない「生きているヒロシマ」を提起したのです。
これらを掲載した写真集『ヒロシマ』(研光社)は、昭和33(1958)年刊行され、日本はもとより、広く海外でも反響を呼びました。また、さらに10年後、広島を再訪し撮影。ドキュメントの傑作として高く評価されています。
ホームページ
http://www.domonken-kinenkan.jp/
展覧会問合せ先
財団法人 土門拳記念館 Tel.0234-31-0028
会場住所
〒998-0055
山形県酒田市飯森山2-13 (飯森山公園内)
交通案内
[飛行機の場合 (ANA)]
羽田空港―庄内空港:約60分

[電車の場合 (JR線)]
東京―新潟―酒田 (上越新幹線―羽越本線):約4時間

[お車の場合]
日本海東北自動車道―酒田ICより 約5分
(飯森山公園内駐車場をご利用ください)

◎ 酒田駅より
タクシー:約10分 / バス:約16分 (土門拳記念館 下車)

◎ 庄内空港より
タクシー:約20分 / バス:約30分 (東北公益文科大学 下車)
ホームページ
http://www.domonken-kinenkan.jp/
山形県酒田市飯森山2-13 (飯森山公園内)
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