滋賀県立近代美術館では2001年度から、夏休み期間中(7・8月)の常設展示を『夏休み子ども美術館』と名付け、教育普及的な展示として実施しています。主に小中学生を対象に、鑑賞教育に配慮した展示、解説やクイズパネルの設置、セルフガイドブックの無料配布、遊べるコーナーの設置などの試みを行っています。
今年の「夏休み子ども美術館」のテーマは「美術の中の時間と動き」です。日本画や現代美術作品の中にある様々な時間表現や、動きの痕跡などを探ります。動くはずのない作品の中に、どんな動きが隠れているのか。家族そろってワークシートを片手に、よく観察してクイズ感覚で探っていきましょう。
また夏休み期間中に、関連の催しとして子供向けワークショップ
《びっくりミュージアム》を開催します。
<出品作品数>
日本画・郷土美術部門 16点(うち洋画1点)
小倉遊亀コーナー 12点
工芸展示コーナー 4点
現代美術部門 29点 計61点