タイトル等
広重二大街道浮世絵展
~東海道・木曾街道~
会場
郡山市立美術館
会期
2007-09-15~2007-10-21
休催日
9月18日、25日、10月1日、9日、15日
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分)
観覧料
一般500(400)円 高校・大学生300(240)円
( )内は20名以上の団体料金
中学生以下、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料
主催者
郡山市立美術館・NHK福島放送局・NHK東北プランニング
概要
浮世絵を代表する絵師・歌川広重(1797~1858)といえば、一昔前ならお茶漬け海苔のおまけのあの人、ですぐ分かったものですが、最近のお茶漬け海苔といったら高見盛なんだそうな。まあどちらもちょんまげ結ってるには違いないけど。

そのお茶漬け海苔のおまけで有名な保永堂版「東海道五拾三次」もいいけど、浮世絵通に言わせれば、広重の最高傑作は「木曾街道六拾九次」の「洗馬」なのだそうで、たしかにこの絵の描画力はただ者じゃありません。この「木曾街道六拾九次」、実は美人画で名高い溪斎英泉筆でスタートしたのが、なぜか24図を描いて広重にチェンジ、さらに版元まで交代するという謎のシリーズなのです。そのせいか、後摺がたくさん出てきて大混乱、英泉の落款が削られたもの(「桶川」「本庄」)まで出てくる始末。そのため初摺で完全にそろえるのは無理、と言われていたのです。

ところが、優秀な初摺の「木曾街道六拾九次」の全揃いが、なんとアメリカで発見されました。世界に数点しか現存していないという「雨の中津川」まであります。さらに110年余のあいだ行方不明で、80年前にアメリカで発見された広重の「幻のスケッチブック」である『甲州日記写生張』も併せて日本に里帰り、というのがこの展覧会なのです。

特別出品「陸奥安達百目木驛八景圖」版木
広重は福島県にものその足跡を残しています。郡山市の北東、阿武隈山系に抱かれた百目木の里(どうめきのさと・二本松市)の名所を描いた「陸奥安達百目木驛八景圖」の版木が10年ぶりに公開されます。

展示替えのお知らせ
「江戸近郊八景」は下記のとおり展示替えを行います。
前期(~9月30日):「吾嬬橋」「玉川」「池上」「行徳」
後期(10月2日):「芝浦」「小金井橋」「羽根田」「飛鳥山」
ホームページ
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/index.html
展覧会問合せ先
TEL 024-956-2200
会場住所
〒963-0666
福島県郡山市安原町字大谷地130-2
交通案内
郡山駅より 約4キロ

乗用車
・ JR 郡山駅より 約10分
・ 仙台、会津若松、新潟、いわき、水戸方面からは、
磐越自動車道 「郡山東I.C.」より 約20分
・ 白河、宇都宮、東京方面からは、
東北自動車道 「郡山南I.C.」より 約20分

JR線
・ 東北・秋田・山形新幹線、東北本線、磐越東西線、水郡線で郡山駅下車。
・ 東京駅から郡山駅まで 新幹線で約1時間20分です。

バス
・ 郡山駅前バス 5番乗り場より
「美術館経由 東部ニュータウン」行き (所要時間 約10分)
・ 郡山市美術館バス停から美術館までは、歩いてすぐ(約1、2分)です。
※バス時間は変更になることがあります。

福島空港
・ 札幌、大阪(伊丹)から直行便があります。
・ 福島空港からJR郡山駅まで リムジンバス約40分。
ホームページ
https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/
福島県郡山市安原町字大谷地130-2
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